この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
はじめの一歩
第5章 Piece of memory ー記憶の欠片ー
彼の真剣な、訴えかけるような目が、あまりにもコロに似ていて。
咄嗟に嘘をついてしまったことや、自分で連絡先を教えておきながら無視したことを後悔した。
「…ウソよ、彼氏なんかいないわ。でも、大学生と付き合う気もない。」
「… 中瀬さん、すぐ結婚したいタイプ?」
「…そんなことはないけど…」
「だったら、大学生の何がダメ? 社会人じゃないとダメな理由教えて? 納得できたら消えるよ。もう付きまとわない。」
え? それって、納得できなかったら、ずっと付きまとわれんの?
…どうしよう。
どう言ったら納得してくれるんだろう…年下はイヤ?
…別に、離れすぎてなければ抵抗はないしな…
プータローはヤだけど、大学生なら真面目なコも居るし…
そんな風に言われたら、社会人じゃないといけない理由なんて、思い浮かばない…
咄嗟に嘘をついてしまったことや、自分で連絡先を教えておきながら無視したことを後悔した。
「…ウソよ、彼氏なんかいないわ。でも、大学生と付き合う気もない。」
「… 中瀬さん、すぐ結婚したいタイプ?」
「…そんなことはないけど…」
「だったら、大学生の何がダメ? 社会人じゃないとダメな理由教えて? 納得できたら消えるよ。もう付きまとわない。」
え? それって、納得できなかったら、ずっと付きまとわれんの?
…どうしよう。
どう言ったら納得してくれるんだろう…年下はイヤ?
…別に、離れすぎてなければ抵抗はないしな…
プータローはヤだけど、大学生なら真面目なコも居るし…
そんな風に言われたら、社会人じゃないといけない理由なんて、思い浮かばない…