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St.valentine
第1章 祥悟と沙織のバレンタイン
相変わらず、セルフカフェとは思えないほど重厚感のある店内。
明らかに神戸マダムを意識したゆったりとした空間は、女性客メインで男性の姿はまばら。
デートで来る人はいても男性のみのお客さんなんかまずいない。
でも、祥悟くんはその空間にも浮くことなく、しっくりと馴染む。
本人も特に居心地の悪さを感じることもないみたいで、緊張せずに自然体でいるってのも大きいかも。
ソファ席に座ると、当然のように
「何がいい?」
と率先して買いに行ってくれるスタンス。
コートだけを席に置いて、一緒に決めに行く。
結局、祥悟くんはパスタランチ。
私はロールサンドにした。ケーキセットもつけて2人でシェアしようか?と祥悟くんが提案してくれたので、ありがたく乗らせて頂く。
結局、内容の割にちょっとお高めで2人で三千円近くかかっちゃってるけど、祥悟くんは私に出させることもなく。
デートにかかる費用は自分が持つべき、と譲らない。
逆に私が気を使って遠慮すると、不機嫌になるので、戸惑うことも多いけど、最近は祥悟くんの提案には乗るようにしている。
明らかに神戸マダムを意識したゆったりとした空間は、女性客メインで男性の姿はまばら。
デートで来る人はいても男性のみのお客さんなんかまずいない。
でも、祥悟くんはその空間にも浮くことなく、しっくりと馴染む。
本人も特に居心地の悪さを感じることもないみたいで、緊張せずに自然体でいるってのも大きいかも。
ソファ席に座ると、当然のように
「何がいい?」
と率先して買いに行ってくれるスタンス。
コートだけを席に置いて、一緒に決めに行く。
結局、祥悟くんはパスタランチ。
私はロールサンドにした。ケーキセットもつけて2人でシェアしようか?と祥悟くんが提案してくれたので、ありがたく乗らせて頂く。
結局、内容の割にちょっとお高めで2人で三千円近くかかっちゃってるけど、祥悟くんは私に出させることもなく。
デートにかかる費用は自分が持つべき、と譲らない。
逆に私が気を使って遠慮すると、不機嫌になるので、戸惑うことも多いけど、最近は祥悟くんの提案には乗るようにしている。