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St.valentine
第1章 祥悟と沙織のバレンタイン
店内は隣の席ともそんなに近くないし、セルフだけあって、店員さんの姿も目立たないから、サンドイッチを食べ終え、ケーキセットのバニラムースとアイスを半分頂き、コーヒーを飲みながら、チョコを出す。
パスタを食べて、溶けかけたアイスを口に入れたところだった祥悟くんは
「そうだ、チョコ!作ってくれたんだ!見てもいい?」
「ここでは食べないでよ?」
「さすがに店内じゃマズイでしょ。持って帰るけど、ちょっと見たいだけ。」
そう言ってリボンを解き、そっと箱を開ける。
「トリュフだ!美味しそう‼︎」
「手作りの中では一番簡単なのだけどね。」
「俺トリュフ好き!ありがとう‼︎」
丁寧に蓋を閉めてリボンを結び、
「コレは家に帰ってからのお楽しみにしとく。今日はまだ別の楽しみが待ってるから」
とウィンクして耳元でチュ、と唇を鳴らす。
私はこの間のチョコシロッププレイを思い出して、且つ今日着けてきてしまった下着のことも思い出してしまって、顔から火が出る程恥ずかしくなった。
今からお手洗いで持ってきた替えの下着に着替えようかしら。
私ったら何をトチ狂ってしまったんだろう!
一時のテンションとはいえ、あんな下着を祥悟くんに見せようだなんて‼︎
パスタを食べて、溶けかけたアイスを口に入れたところだった祥悟くんは
「そうだ、チョコ!作ってくれたんだ!見てもいい?」
「ここでは食べないでよ?」
「さすがに店内じゃマズイでしょ。持って帰るけど、ちょっと見たいだけ。」
そう言ってリボンを解き、そっと箱を開ける。
「トリュフだ!美味しそう‼︎」
「手作りの中では一番簡単なのだけどね。」
「俺トリュフ好き!ありがとう‼︎」
丁寧に蓋を閉めてリボンを結び、
「コレは家に帰ってからのお楽しみにしとく。今日はまだ別の楽しみが待ってるから」
とウィンクして耳元でチュ、と唇を鳴らす。
私はこの間のチョコシロッププレイを思い出して、且つ今日着けてきてしまった下着のことも思い出してしまって、顔から火が出る程恥ずかしくなった。
今からお手洗いで持ってきた替えの下着に着替えようかしら。
私ったら何をトチ狂ってしまったんだろう!
一時のテンションとはいえ、あんな下着を祥悟くんに見せようだなんて‼︎