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St.valentine
第2章 樹と遙のバレンタイン
樹さんが自分でパーカーとTシャツを脱いで上半身裸になる。
そこで私はそうっとアイマスクをかけた。
「何されんの、俺?」
「恥ずかしいから、見ないで…」
「すっげぇドキドキするわ、コレ」
私は手を伸ばして例のローションのボトルを取り、緊張しながら樹さんのベルトに手をかけた。
カチャカチャ、という金属音。
樹さんも何をされるかは解ったんだろう、じっとしてくれている。
ベルトを外し、デニムのボタンも外して前を広げる。
無地のグレーのトランクスは、ぐっと持ち上がっていた。デニムをずらそうとすると、腕で身体を支え、腰を浮かして協力してくれる。
恐る恐るトランクスをおろすとピョン、と飛び出してきた。
ローションを手に取り、手で温めてそっと塗る。
「あ…」
樹さんの悩ましい声に私も感じてしまう。
そこで私はそうっとアイマスクをかけた。
「何されんの、俺?」
「恥ずかしいから、見ないで…」
「すっげぇドキドキするわ、コレ」
私は手を伸ばして例のローションのボトルを取り、緊張しながら樹さんのベルトに手をかけた。
カチャカチャ、という金属音。
樹さんも何をされるかは解ったんだろう、じっとしてくれている。
ベルトを外し、デニムのボタンも外して前を広げる。
無地のグレーのトランクスは、ぐっと持ち上がっていた。デニムをずらそうとすると、腕で身体を支え、腰を浮かして協力してくれる。
恐る恐るトランクスをおろすとピョン、と飛び出してきた。
ローションを手に取り、手で温めてそっと塗る。
「あ…」
樹さんの悩ましい声に私も感じてしまう。