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色んなコトしましょ
第2章 『わがままな犬』
って思いながら、本の貸し出しの受付をするその司書さんを視姦したい!
「クールぶってるんじゃないよ、白のスポーツパンツちゃん。」
とか今日の感想を付け加えているうちに、テキパキと司書さんは俺の借りた本を貸し出し用の袋へ詰め込む。
彼女は一言も喋らなかった。
今日も充実した図書館だった。
帰って、適当に借りた漫画でも読むか。
図書館で漫画をわざわざ借りるってのも恥ずかしいが、そもそもパンツを見に通っている分際で今更何を恥ずかしがる。
家について奇妙なことに気づく。
見たこともない本が、袋の中に一つ混じっている。
『わがままな犬』と題された小説。
同人誌っていうやつだろうか、市販の本の作りではなく小冊子のようなものだ。
正直言って気味が悪いが、勝手に捨てるわけにもいかずにとりあえず中を読んでみる。
言葉を失った。
これは俺の小説だ。
俺自身をモデルにした、図書館で覗き見をする男の小説。
主人公である女の視点で綴られた、その男への告発文だ。
「クールぶってるんじゃないよ、白のスポーツパンツちゃん。」
とか今日の感想を付け加えているうちに、テキパキと司書さんは俺の借りた本を貸し出し用の袋へ詰め込む。
彼女は一言も喋らなかった。
今日も充実した図書館だった。
帰って、適当に借りた漫画でも読むか。
図書館で漫画をわざわざ借りるってのも恥ずかしいが、そもそもパンツを見に通っている分際で今更何を恥ずかしがる。
家について奇妙なことに気づく。
見たこともない本が、袋の中に一つ混じっている。
『わがままな犬』と題された小説。
同人誌っていうやつだろうか、市販の本の作りではなく小冊子のようなものだ。
正直言って気味が悪いが、勝手に捨てるわけにもいかずにとりあえず中を読んでみる。
言葉を失った。
これは俺の小説だ。
俺自身をモデルにした、図書館で覗き見をする男の小説。
主人公である女の視点で綴られた、その男への告発文だ。