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第7章 恋人にして

「あ…！」



下着越しに触れられて大きな声が出た。



「濡れてる…。ねぇ…これって、俺で感じてるってこと…？」



嬉しそうにしているのが声だけで分かった。


だけど私はまともに答えることも、咎めることもできずにいた。



光が、敏感な場所を探るから…



「…あん……あ…っ…ぁあん…！」



クロッチ部分から指を差し込んで、溢れる蜜を絡めとる。


動かす指は少しぎこちなくて、初めてだと言った光の言葉の信憑性が少し上がったが、加減を知らないその粗っぽさが余計に私の興奮を誘うのだった。



「これも脱いで…っ！」



ショーツに手をかけて、乱暴に取り払われた。


溢れた蜜がショーツが擦れた内腿と脹ら脛にもついて、ひんやりとした感触がそこに広がる。




━━━こんなに濡れていたなんて。



私は少し驚いて、思わず脚を閉じようとした。




「ダメだよ」



膝を割って上半身を間に滑り込ませ、光がその動きを阻止した。



「見せて…樹理さんのココ…」




「や…ッ！光…！」