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私立S学園高等部
第4章 Pink Prisoner
何だろう、この人馴れ馴れしいのね?
「樹理ちゃんはこの後予定あるの?」
「いえ…。別に…。」
「大学にカフェテラスあるの知ってる?そこでお茶しない?」
中等部は校舎と寮しか出入り出来なかったのだけど高等部になると門限時間内なら学園内の敷地は出入り自由だ。
今でこそ当たり前に知ってるんだけど高等部に上がったばかりの私は大学の敷地とか未知の世界だった。
大学の敷地とか案内してもらえるなら悪くないな…。

それに…。

私はこれが『ナンパ』ってヤツだと気付いていた。

中等部で噂は聞いてるし、異性に飢えた中等部上がりからしたら一種の憧れだった。

そして。

ここであっさり処女を捨てるってのも親への反抗になるような気がしていた。
まあこのイケメンに口説かれるのも名誉なことで悪くないよね?

カフェテラスで話してみると先輩は割りに話も面白かった。
まあ、遊んでるな、とかチャラいな、とは思ったけど。
それでも生徒会長なんだから成績は上位なんだろうな…。

そしてLINEしようよ、と誘われてLINEアプリをタウンロードさせられて交換させられていた


寮に帰って。食堂で夕食を食べてたら中学部のクラスメートだった子達と一緒になった。
「ねぇ、樹里?今日早速生徒会長と一緒だった?」
「うん。」
「さっすが!樹理可愛いもんね!噂通り可愛い新入生はソッコー声掛けられるんだー。」
「それもあの生徒会長超イケメンじゃん!!」
「でもあの生徒会長超遊び人って聞いたよ。」
「あー確かにそんな感じ。」
「まあでもこの高等部って女子も男子もヤリまくってる人結構いるんでしょ?」
この辺の話は中等部の頃から聞いていた。
高等部に入学する時は全員処女、童貞なのに…。
「で、生徒会長と付き合うの?」
うーん。
嫌いじゃない。
また会うと思うし。
イケメンだとも思う。

でも『好き』と言われたら…。

ただ。
『ヤってみたい』とは思った。

女慣れしてるんでしょ?
初めての相手には相応しいんじゃないの?

経験してみたい。
そしてあの完璧そうに見えるイケメンと一線を越えてみたい。

その日の夜には阿部先輩からLINEが来ていた。
「今日はありがとう。また土曜日の昼から会わない?」
週末のお誘い。
「OKです」
ハートマークとかつけて返信。
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