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私立S学園高等部
第4章 Pink Prisoner
簡単にセックスできる環境だからこそ、生徒内でのルールみたいなものはあった。
純粋な子を弄ばない。
必ず同意の上でセックスする。
コンドームは必須。
無理してやらない。
そして勉強に支障の無いように。

マナー違反やルール違反があるとすぐに寮内で噂として広まり、断罪されていく…。

いつしか同級生の中でもセックスの話が当たり前になっていた。
「樹里は先週は誰とやったの?」
クラスメートの加奈子から聞かれる。
「川西センパーイ。」
「あー噂で聞いたことあるけどすんごい優しいんでしょ?」
「確かに川西先輩、凄く優しかった。」
「えーでも優しいけど遊んでるんでしょ?」
「川西先輩は先月彼女と別れたから今は遊んでるみたいだけど、彼女居た頃は大事にしてたし、浮気とか全然してなかったって。」
「私、川西先輩、タイプだし立候補したい!!」
そう言った香ちゃんはまだ彼氏が出来たことがない。
川西先輩なら初めてでも優しくリードしてくれそう。
「でもさ。樹里みたいな綺麗な子と比較されたりしたら…。」
「えーそんな心配してるの?」

高等部に進学して約二ヶ月の間に10人位の男子とセックスした。
一応セックスに慣れつつある。
けど私のセックスって普通なのかな?とか私で満足してれてるのかな?とか不安になることは多々ある。
大体相手をした男子は大概「遊んでいる」訳でそれこそ数々の女子と寝てきた人ばかりで…。

逆にその相手のことを後で評価したりする。
気持ち良かったか?
会話は楽しかったか?
邪険にされなかったか?

見た目に関しては寝る前にわかってるけどセックスした後の評価こそ自分には重要だと思った。

「川西先輩はお薦め!!」
優しくて、Hも良かったし、話も面白いし。
「え?じゃあ樹里は川西先輩のこと好きになったりとか彼女になりたいとか無いの?」

あ…。

無いな…。

また機会があればセックスしてみたいな、位には思ったし、楽しかったけど、終わっても「はいさよならー」って感じで別れが惜しくも無かった。

川西先輩とはあの後もLINEしてる。
阿部先輩とはCDの貸し借りとかしてる。
けど他の男子に関してはLINE交換はしてるもののほとんどやりとりしたことない。



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