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私立S学園高等部
第4章 Pink Prisoner
「優しい、超いいお兄ちゃん。」
「へぇ…。実家に帰るの嫌だとか言いつつお兄さんは好きなんだ?」
「うん。両親は大嫌いだけどお兄ちゃんとか親戚一同は好きなの。」
「大嫌いって…。」
先輩は苦笑いした。
「樹理お嬢様も可愛い妹なんやな。」
「可愛くは無いけど。」
美人とか言われるけど可愛いげは無いと自覚している。
「そんなこと言わないの、樹理お嬢さん。」
そう言って先輩は私のヘアクリップを取った。
ゴムで括ったりしていない髪の毛が一気に落ちる。
バサバサになった髪の毛を先輩が手でとかす。
そして二人の唇が重なった。
甘えモードでもなく冷たいモードでもなく先輩は優しく口づけして優しく髪を撫でる。
今までもイケメンでドキドキさせられたことある。
でもいつもと少し違う何と言うのか…。キュンキュン、ってやつ?
「ほら、先輩、ミルクレープ食べちゃおうよ。」
柄になくキュンキュンしちゃって少し焦る私。
食べかけのミルクレープの乗ったお皿を持ち上げる。
「ほら、樹理、あーん。」
先輩がミルクレープをフォークに刺して私の口に入れようとする。
「あーん。」
仕方ないなぁ、と思いつつ食べてあげる。
「今度は樹理が俺にあーん、ってしてよ。」
あ、甘えん坊将軍来た。
「何なら樹理ちゃんの口移しで食べさせてー。」
この甘えん坊将軍め。
思い切り自分の口の中にミルクレープ詰め込んで先輩の口に口移しで詰め込んだ。
「ん!んぐ!?」
「口移しでって言ったのはそっちだからね?」
口直しに紅茶を飲む。
「じゅーりー」
先輩が襲いかかってきてディープキス。
ミルクレープの味がする…。
後ろから抱きつかれてカットソーを捲り上げられる。
ブラジャーのホックを外され両手で胸を包まれる。
胸を揉みながら時々思い出したように乳首を摘まむ先輩。
「いやんっ、もぅ…。」
摘ままれる度に声が出てしまう。
先輩はカットソーもブラジャーも剥ぎ取り私の上半身を裸にした。
何の違和感も無い。
何の嫌悪感も無い。
何の罪悪感も無い。
色んな男の子の前で裸になったけど一番抵抗の無い相手。
でも執着は無い。
「ベッド行こうよ。」
ベッドの中で二人とも裸で何度も何度もキスを繰り返す。
何度肌を重ねただろう?
私にとっては初めての相手で一番回数を重ねた相手。
でも一番飽きてない。
「へぇ…。実家に帰るの嫌だとか言いつつお兄さんは好きなんだ?」
「うん。両親は大嫌いだけどお兄ちゃんとか親戚一同は好きなの。」
「大嫌いって…。」
先輩は苦笑いした。
「樹理お嬢様も可愛い妹なんやな。」
「可愛くは無いけど。」
美人とか言われるけど可愛いげは無いと自覚している。
「そんなこと言わないの、樹理お嬢さん。」
そう言って先輩は私のヘアクリップを取った。
ゴムで括ったりしていない髪の毛が一気に落ちる。
バサバサになった髪の毛を先輩が手でとかす。
そして二人の唇が重なった。
甘えモードでもなく冷たいモードでもなく先輩は優しく口づけして優しく髪を撫でる。
今までもイケメンでドキドキさせられたことある。
でもいつもと少し違う何と言うのか…。キュンキュン、ってやつ?
「ほら、先輩、ミルクレープ食べちゃおうよ。」
柄になくキュンキュンしちゃって少し焦る私。
食べかけのミルクレープの乗ったお皿を持ち上げる。
「ほら、樹理、あーん。」
先輩がミルクレープをフォークに刺して私の口に入れようとする。
「あーん。」
仕方ないなぁ、と思いつつ食べてあげる。
「今度は樹理が俺にあーん、ってしてよ。」
あ、甘えん坊将軍来た。
「何なら樹理ちゃんの口移しで食べさせてー。」
この甘えん坊将軍め。
思い切り自分の口の中にミルクレープ詰め込んで先輩の口に口移しで詰め込んだ。
「ん!んぐ!?」
「口移しでって言ったのはそっちだからね?」
口直しに紅茶を飲む。
「じゅーりー」
先輩が襲いかかってきてディープキス。
ミルクレープの味がする…。
後ろから抱きつかれてカットソーを捲り上げられる。
ブラジャーのホックを外され両手で胸を包まれる。
胸を揉みながら時々思い出したように乳首を摘まむ先輩。
「いやんっ、もぅ…。」
摘ままれる度に声が出てしまう。
先輩はカットソーもブラジャーも剥ぎ取り私の上半身を裸にした。
何の違和感も無い。
何の嫌悪感も無い。
何の罪悪感も無い。
色んな男の子の前で裸になったけど一番抵抗の無い相手。
でも執着は無い。
「ベッド行こうよ。」
ベッドの中で二人とも裸で何度も何度もキスを繰り返す。
何度肌を重ねただろう?
私にとっては初めての相手で一番回数を重ねた相手。
でも一番飽きてない。