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私立S学園高等部
第4章 Pink Prisoner
二学期に入ると阿部先輩は本当に忙しそうだった。
ガールフレンドの皆さんは阿部先輩付き合い悪いと嘆いておられた。
それでも私は結構阿部先輩に会っていた。
英語劇の練習とか自習室での勉強とか。
そして毎週末では無いけど週末も部屋に呼ばれることは多かった。
もしかして二学期私以外の女子と寝てない!?

私は…。
新しい相手とのセックスはもう無かった。
まあ特定の彼女作らずに遊んでる人達とは大体やっちゃったってことかも知れない。
で、その中でもまたやってもいいなと思った相手とのみセックスしてた。
と言ってもせいぜい五人位。
それも月1、2回。
結局先輩と一番やっちゃってる。

英語劇は本当に大変だった。
英語の台詞を覚えなきゃいけない。
『胡桃割り人形』
子供の頃バレエで観たことある。
主役の女の子は畠山さん。
やっぱり優等生は凄い。
台詞もちゃんと覚えてきてて演技もちゃんと練習している。
私は金平糖の精。
身のこなしとかは出来るんだけど英語…。
阿部先輩は胡桃割り人形の手下の兵隊。
「台詞ほとんど無いじゃん!?」
「俺色々と忙しいしそんなん無理!!」
確かに先輩は衣装とか舞台装置の手配とかで大学に行ったり、英語劇以外の展示やパフォーマンスの打ち合わせや計画したりで本当に忙しそうだった。

文化発表会の準備をしながらも中間テストは容赦なく襲ってくる。
今回の中間テスト。勿論ちゃんと勉強して学年ベスト5に入れた。
そして今回もきっちり学年トップの畠山さん凄すぎる…。
本当に英語劇で一緒になって畠山さんのこと凄く尊敬するようになった。
そして一回一緒にミルクレープ食べた。
クールでな優等生のイメージの畠山さんが最強の笑顔でミルクレープ食べてるのは可愛かった。

そして阿部先輩。
学年トップ10には入ってた。
でもいつもは学年トップ3に入ってる人なのでやっぱり忙しくてキツイのか…と思った。
でも試験が終わって少しホッとしたのか試験の最終日は私を部屋に呼んで甘えん坊将軍炸裂していた。
そしてベタベタのセックスを何度もした…。

でも試験が終わったら文化発表会は大詰め。
阿部先輩は生徒会長として多忙を極め、私も英語劇に四苦八苦していた。

文化発表会。
あの忌まわしいうちの両親も来ていた。
畠山さんはお母様だけ来られるとの事だった。
そして阿部先輩は祖父母を招待していた。
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