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私立S学園高等部
第4章 Pink Prisoner
「妹みたいな存在、とか言っちゃうと妹に手を出すなよ!!って言われるかな?」

お互い苦笑いした。

「俺は忘れられない人がいてその人の次に樹理が好きなんだと思う。その人がいなかったら樹理に本気になってたかも知れない。」

奥田先輩から聞いてた話なので特に驚きもしなかった。

「でもガールフレンドの一人、とは思ってなくて大事な友達だから。だからこれからも友達として付き合っていくやろと思って紹介した。」

どうして私達はこんなよく分からない関係なんだろうか?

「私は…。まだ恋愛が分からないのかも知れない…。まだ恋をしたことが無いんだ…。」

文化発表会が終わったと思ったら次の生徒会長選びが始まる。
現生徒会長と教師が協議して候補者を決め、それを生徒が信任するか投票する。
まあ信任投票は毎回ほぼ百パーセント信任票で学園始まって不信任になったことはないとのこと。
でも生徒会長と教師の協議は結構揉めるし、協議がスムーズにいっても当人が拒否して一からやり直し、というパターンは多いのだとか。
「教員サイドは畠山さんだけど本人は絶対嫌だと言ってるし俺も畠山さんは生徒会長向けではないと思ってるから反対してる。」
阿部先輩は忙しいのと気疲れでぐったりしていた。
そんな週末の夜に部屋に私を呼ぶ。

それこそ夏休みが終わってから先輩は他の女の子とセックスしてないよね?

「じゅーりー。」
はい来た甘え方将軍。
「上に乗って。」
先輩の上に跨がり先輩のオチンチンを自分の中に沈めた。
「あぁ…ああん。」
思わず声が出る。
色んな動かし方をしたり時折先輩が下から突き上げたり。
先輩はニヤニヤしながら私を見上げる。
「いい眺め。」
そう言って腕を伸ばして私の両方の胸を揉む。
繋がった所が熱い。そしてそこから快楽が起こる。
先輩が突き上げた瞬間、体に電気が走って体の力が抜けて先輩の胸へと倒れ込んだ。

「樹理…。」
先輩が優しく抱き締めてキスした。

いつからこの人こんなに優しいセックスするようになったの?
初めての時は冷たかったのに?

味わう唇も舌も甘い。

いつも『お泊まり』する時でも先輩は気を使って私をベッドに寝かせて自分は床で寝たりしていた。
でもこの日は何度も何度も激しくセックスしたからかお互い疲れてベッドの上に裸で抱き合ったまま眠ってしまった。



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