この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
私立S学園高等部
第4章 Pink Prisoner
「真中くんとはデートしてるの?」
「うん、勉強するつもりでお互いの部屋に行ってるんだけど…。あんまり勉強になってないかな…。」
「『他の勉強』しちゃうんだよねー?」
「『他の勉強』!!」
畠山さんめっちゃウケてる…。
「高津さんも阿部先輩と他の勉強しちゃうの?」
「試験前はお互いの部屋に行かないようにしてる。自習室とかで会ってる。うーん、でも私と阿部先輩って付き合ってる訳じゃないよ。」
「え!?そうなの!?」
「阿部先輩の沢山いるガールフレンドの一人、かな?」
「え?そうなの?でも阿部先輩、高津さん以外の女の子と遊ばなくなったと聞くし…。高津さんも阿部先輩以外の男子と最近会ってないでしょ?」
「確かにそうなんだけどでもお互いに友達以上恋人未満って感じで…。」
こんなの他の人から見たらよく分からないよね?うん、実は私も阿部先輩との関係、よく分かってない。
「え?でもお互い一番会う機会を作ってる相手でしょ?」
それは言えてる。
「確かに一番会う回数多いと思う。で、大学も一緒に京都の大学行こうって言われてるし。」
「それ付き合ってるよ!!」
「うーん…。でもね。先輩が他の女の子と寝ててもあんまり何とも思わないし、それは先輩の方もそんな感じだし…。」
「えーそうなの?あー、でも私も今は雄平君が他の女の子に浮気とかしなら泣くけど少し前までは何とも思ってなかったか。」
「え?」
「まあその頃は『友達』だと思ってたから…。仲は良かったけどね。今は他の女の子に行ったら絶対に私の所に戻って来ない気がして泣くな。私、高津さんみたいな美人じゃないし。」
「えー!!そんなことないって。ぶっちゃけ以前は地味な子だなとは思ってたけど高津さん実は可愛いし最近の高津さんは色っぽい!!」
思わず力説してしまった。
高津さんは少し顔を赤らめて笑顔で
「嬉しい…。」
と呟いた。
やっぱり可愛いじゃん。
「でもさ、私、彼氏でもない、まあ下手すると『セフレ』の男の子からさ、「京都に来い」って言われたからって理由だけで京都の大学行ったらバカだよねぇ。まあ親から離れたいってのもあるけど。」
「別にいいんじゃないの?」
優等生の意外な返事に少し驚いた。
「うん、勉強するつもりでお互いの部屋に行ってるんだけど…。あんまり勉強になってないかな…。」
「『他の勉強』しちゃうんだよねー?」
「『他の勉強』!!」
畠山さんめっちゃウケてる…。
「高津さんも阿部先輩と他の勉強しちゃうの?」
「試験前はお互いの部屋に行かないようにしてる。自習室とかで会ってる。うーん、でも私と阿部先輩って付き合ってる訳じゃないよ。」
「え!?そうなの!?」
「阿部先輩の沢山いるガールフレンドの一人、かな?」
「え?そうなの?でも阿部先輩、高津さん以外の女の子と遊ばなくなったと聞くし…。高津さんも阿部先輩以外の男子と最近会ってないでしょ?」
「確かにそうなんだけどでもお互いに友達以上恋人未満って感じで…。」
こんなの他の人から見たらよく分からないよね?うん、実は私も阿部先輩との関係、よく分かってない。
「え?でもお互い一番会う機会を作ってる相手でしょ?」
それは言えてる。
「確かに一番会う回数多いと思う。で、大学も一緒に京都の大学行こうって言われてるし。」
「それ付き合ってるよ!!」
「うーん…。でもね。先輩が他の女の子と寝ててもあんまり何とも思わないし、それは先輩の方もそんな感じだし…。」
「えーそうなの?あー、でも私も今は雄平君が他の女の子に浮気とかしなら泣くけど少し前までは何とも思ってなかったか。」
「え?」
「まあその頃は『友達』だと思ってたから…。仲は良かったけどね。今は他の女の子に行ったら絶対に私の所に戻って来ない気がして泣くな。私、高津さんみたいな美人じゃないし。」
「えー!!そんなことないって。ぶっちゃけ以前は地味な子だなとは思ってたけど高津さん実は可愛いし最近の高津さんは色っぽい!!」
思わず力説してしまった。
高津さんは少し顔を赤らめて笑顔で
「嬉しい…。」
と呟いた。
やっぱり可愛いじゃん。
「でもさ、私、彼氏でもない、まあ下手すると『セフレ』の男の子からさ、「京都に来い」って言われたからって理由だけで京都の大学行ったらバカだよねぇ。まあ親から離れたいってのもあるけど。」
「別にいいんじゃないの?」
優等生の意外な返事に少し驚いた。