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私立S学園高等部
第4章 Pink Prisoner
「大体」
畠山さんは勉強の時だけしている眼鏡を外した。
「私だって地元に帰れて就職出来て特待生の面目も保てるなら医学部志望ってだけで別に医者になりたいとかじゃない。」
「え?そうなの?」
「医学部受験補習の子等も親が医者で、って子が大半。志望なんてそんなもんじゃないのかな?」
「でもさ…。私の場合学部とかどうでも良くって彼氏でもない男の子を追っかける為とか…。」
「先輩が来いって言ったんでしょ?別に親御さんも反対してないんでしょ?」
うんうん、と首を縦に振る。
でも。
「『来い』と言うより『来れば?』的なニュアンスだったかなぁ…。」
「別にいいんじゃないの?京都の大学に行ってから何かを探しても良いんじゃないの?」
「私の医学部進学だって不純だと言われたらそうかも知れない。けど自分が生きてくためにはその選択肢が良いかな?と思ったし、別に私が医学部進学した所で誰も迷惑しない。」
「うん。」
「その環境でベストを尽くせば良いんだと思う。だから開き直って医学部目指すことにしたの。」
やっぱり畠山さんは素晴らしいと思った。
そして畠山さんと仲良くなれて本当に良かったと思った。
「畠山さんなら良いドクターになれると思う。」
「まだ大学にも行ってないしもしかしたら別の仕事選んでるかも知れないけどね。その時はその時で頑張るよ。」
なーんて。真面目な話をしていたのに。
気がつけば『他の勉強』の話になっていた…。
「一晩で何回位やっちゃう?」
「こないだ気が付いたらコンドームの箱が空になってた!!」
「箱って…。あれ確か12個入りだよね?」
「だからその中に小さい箱が2つ入ってるでしょ?」
「ええっ!?6回!?」
「高津さん声大きいって…。」
やだ、私としたことが…。
「でも6回ってヤバくね?」
「ちょっとやり過ぎ、だよねぇ…。高津さんはそこまでやったことはない?」
「阿部先輩とは一晩で3回位が多いのかな…。他の男子とも1回か2回だよ。」
「いや、一晩で6回もやったの一度だけだよ。」
「でもセックスが楽しくなってきた時期ってやりたくてやりたくて仕方ないかもなぁ。」
「え?高津さんもそうだったの?」
「私は入学して色んな男子と遊んでて一学期の中間試験悲惨な点数だった…。」
「うわー、私、今回の学年末ヤバイかも!!」
「えー?畠山さんなら大丈夫じゃないの?」
畠山さんは勉強の時だけしている眼鏡を外した。
「私だって地元に帰れて就職出来て特待生の面目も保てるなら医学部志望ってだけで別に医者になりたいとかじゃない。」
「え?そうなの?」
「医学部受験補習の子等も親が医者で、って子が大半。志望なんてそんなもんじゃないのかな?」
「でもさ…。私の場合学部とかどうでも良くって彼氏でもない男の子を追っかける為とか…。」
「先輩が来いって言ったんでしょ?別に親御さんも反対してないんでしょ?」
うんうん、と首を縦に振る。
でも。
「『来い』と言うより『来れば?』的なニュアンスだったかなぁ…。」
「別にいいんじゃないの?京都の大学に行ってから何かを探しても良いんじゃないの?」
「私の医学部進学だって不純だと言われたらそうかも知れない。けど自分が生きてくためにはその選択肢が良いかな?と思ったし、別に私が医学部進学した所で誰も迷惑しない。」
「うん。」
「その環境でベストを尽くせば良いんだと思う。だから開き直って医学部目指すことにしたの。」
やっぱり畠山さんは素晴らしいと思った。
そして畠山さんと仲良くなれて本当に良かったと思った。
「畠山さんなら良いドクターになれると思う。」
「まだ大学にも行ってないしもしかしたら別の仕事選んでるかも知れないけどね。その時はその時で頑張るよ。」
なーんて。真面目な話をしていたのに。
気がつけば『他の勉強』の話になっていた…。
「一晩で何回位やっちゃう?」
「こないだ気が付いたらコンドームの箱が空になってた!!」
「箱って…。あれ確か12個入りだよね?」
「だからその中に小さい箱が2つ入ってるでしょ?」
「ええっ!?6回!?」
「高津さん声大きいって…。」
やだ、私としたことが…。
「でも6回ってヤバくね?」
「ちょっとやり過ぎ、だよねぇ…。高津さんはそこまでやったことはない?」
「阿部先輩とは一晩で3回位が多いのかな…。他の男子とも1回か2回だよ。」
「いや、一晩で6回もやったの一度だけだよ。」
「でもセックスが楽しくなってきた時期ってやりたくてやりたくて仕方ないかもなぁ。」
「え?高津さんもそうだったの?」
「私は入学して色んな男子と遊んでて一学期の中間試験悲惨な点数だった…。」
「うわー、私、今回の学年末ヤバイかも!!」
「えー?畠山さんなら大丈夫じゃないの?」