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私立S学園高等部
第5章 初恋
夏休み以後は図書室に通うことも増えた。
やがて五年生になった。
四年生の夏から図書室に通っていたけどこの頃には小学部の本だけでは満足できなくなっていた。
小学生向けの『三國志』を読んだのだけど三國志の漫画が大学の図書館にあると聞いてそれを是非読みたい!!と思った。
別に小学部の児童が大学の図書館に行くのは問題ないと担任の先生から聞いてはいた。
けど、大学の図書館なんて小学部の児童からしたらちょっと怖い…。
ある日どうしても売店に行かないといけない用事が出来た。
売店は大学にある。
売店なら何度か一人で買い物に来たことがあった。
売店に行くついでに漫画『三國志』借りに行こう!!
買い物を済ませ図書館のゲートをくぐった。
めっちゃデカっ!!
当たり前と言えば当たり前だけど小学部の図書館とは比べ物にならない。
京都で大きい図書館に連れていってもらったことはあるけど久々に本に圧倒された。
うわ…。本だらけやし大学生だらけやしほんまに俺、どないしたらええのん…。
呆然と立ち尽くしていたら…。
「あれ?阿部君?」
その声は!!
振り向くとやっぱりそうだった。
はるか先生だ!!
「岬先生、こんにちは。」
「阿部君、こんにちは。」
ラッキー!!
はるか先生今日も美人だぁ…。
「大学の図書館に来ることあるんだ?偉いね?」
「いや、その…。実は今日初めて来たんですけど…。あの…。どうしたら良いか分からなくて…。」
「あー。本を借りる時は貸出カード作らなきゃいけないのよね。カードの作り方教えてあげる。」
「あ、有難うございます!!」
はるか先生は貸出カードの作り方から本の場所の探し方、借り方返し方、本を読む場所とか教えてくれた。
「で、何か読みたい本はあるのかな?」
「漫画の三國志を…。」
「あー横山光輝三國志ね!!あれなら…。」
はるか先生は本の老いてある場所まで連れてきてくれた。
うわっ!?
『三國志』って60巻もあるの!?
一気に読めないよ…。
「頑張って読んでみてね?」
「あ、有難うございます!!」
「岬先生はこの図書館よく来られるんですか?」
「うん、国語の先生だから本を読んで国語の勉強しなきゃいけないしね。」
いい事を聞いた。
三國志60巻もあるって事は俺もこの図書館に通える。
はるか先生と色々喋って三國志も三巻まで借りれて大満足で図書館を後にした。
やがて五年生になった。
四年生の夏から図書室に通っていたけどこの頃には小学部の本だけでは満足できなくなっていた。
小学生向けの『三國志』を読んだのだけど三國志の漫画が大学の図書館にあると聞いてそれを是非読みたい!!と思った。
別に小学部の児童が大学の図書館に行くのは問題ないと担任の先生から聞いてはいた。
けど、大学の図書館なんて小学部の児童からしたらちょっと怖い…。
ある日どうしても売店に行かないといけない用事が出来た。
売店は大学にある。
売店なら何度か一人で買い物に来たことがあった。
売店に行くついでに漫画『三國志』借りに行こう!!
買い物を済ませ図書館のゲートをくぐった。
めっちゃデカっ!!
当たり前と言えば当たり前だけど小学部の図書館とは比べ物にならない。
京都で大きい図書館に連れていってもらったことはあるけど久々に本に圧倒された。
うわ…。本だらけやし大学生だらけやしほんまに俺、どないしたらええのん…。
呆然と立ち尽くしていたら…。
「あれ?阿部君?」
その声は!!
振り向くとやっぱりそうだった。
はるか先生だ!!
「岬先生、こんにちは。」
「阿部君、こんにちは。」
ラッキー!!
はるか先生今日も美人だぁ…。
「大学の図書館に来ることあるんだ?偉いね?」
「いや、その…。実は今日初めて来たんですけど…。あの…。どうしたら良いか分からなくて…。」
「あー。本を借りる時は貸出カード作らなきゃいけないのよね。カードの作り方教えてあげる。」
「あ、有難うございます!!」
はるか先生は貸出カードの作り方から本の場所の探し方、借り方返し方、本を読む場所とか教えてくれた。
「で、何か読みたい本はあるのかな?」
「漫画の三國志を…。」
「あー横山光輝三國志ね!!あれなら…。」
はるか先生は本の老いてある場所まで連れてきてくれた。
うわっ!?
『三國志』って60巻もあるの!?
一気に読めないよ…。
「頑張って読んでみてね?」
「あ、有難うございます!!」
「岬先生はこの図書館よく来られるんですか?」
「うん、国語の先生だから本を読んで国語の勉強しなきゃいけないしね。」
いい事を聞いた。
三國志60巻もあるって事は俺もこの図書館に通える。
はるか先生と色々喋って三國志も三巻まで借りれて大満足で図書館を後にした。