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私立S学園高等部
第5章 初恋
それでも図書館通いは止めなかった。
三國志にハマってて最後まで読みたかったのもあるし、たとえイケメンと一緒でも良いからはるか先生の姿を見たかった。

大人の先生と高校生なのだけど二人はお似合いだった。
1ヶ月位経つと生意気にも「まあはるか先生にアイツお似合いだし許したるわ」とか思ってた。

「何それ!!何様?」
「だろ?」
樹理の言う通り。
俺は一人で遠くから片想いして一人で落ち込んだり一人で上から目線で彼氏を見たりしていた。
「はるか先生ってその高校生と本当に付き合ってたの?」
「まあちゃんと二人が付き合ってるってはっきり知ったのは俺が六年になってからだけど。その頃は岬せりなが栃本さんのことお兄ちゃん、お兄ちゃんって言ってたし。」
「栃本さん?」
「うん。今、うちの大学の英文科にいる。」
「あれ?栃本さん、って確か…。」
「今は岬せりなの彼氏。」

そしてこれは樹理には言えないけど…。
俺はその頃、はるか先生とイケメン彼氏の二人がエッチなことをしている想像をしてしまっていた。

ちょうど俺もそう言うことに興味を持ち始めていた。

はるか先生はおっぱいもお尻も丸くて…。あのイケメンが脱がせて先生にキスをして…。

なまじっか大学生向けの図書館に行ってたのでエッチなことに興味を持ち始めるとエッチな表現のある本や、セックスのことを解説するような本もこっそり読んでいた。

だからセックスもオナニーも知っていた。
女の人のどこを触れば気持ち良くなるかも知りつつあった。
まあ難しそうな本で得た知識だったので『マスターベーション』『自慰行為』って言葉で覚えたけど。

そしてその『オカズ』はいつもはるか先生そのものかはるか先生とイケメン高校生だった。

やがて射精の気持ち良さも覚えたけどその後の罪悪感や虚しさも覚えた。

順調?に大人の階段を上がってたな!?

六年になった位の頃に岬せりながお母さんに彼氏ができて超イケメンでお兄ちゃんみたいなの、と周りに言い始めた時の話。
俺は図書館で探し物をしていたら探していた本は高い所にあった。
俺はその頃まだ小柄で本が届かなくて苦戦してた。
「え?小柄?」
「俺、成長遅かったんだ。中三とかそれこそ高等部入ってから背が伸びたの。」
「その…一人でしてたのに?」
「そっちだけ早熟だったのかな?」
樹理のツッコミに思わず苦笑い。

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