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私立S学園高等部
第5章 初恋
樹里といると時折俺は余裕が無くなる…。
今も火がついて止められなかった。

昨夜から樹理と何度も一つになっているからさすがにもうイクのも時間かかるかな、と思ってたのに樹理の締め付けにあっさりとイッてしまった。

樹理の肩を撫でつつコンドームの処分をしていたのだけど樹理は寝息を立て始めた。
さっきも眠そうにしてたし、昨日からやりまくってるからなぁ…。

俺は女の子と寝るのは好きだ。けど一度寝たらすぐに飽きると思ってた。

樹理の寝顔を見ながら高一の頃の事を思い出した。

高等部に入学してすぐに寝込み1週間近く休む羽目になった。
そしてようやく登校できるようになった日。
色んな女子に声を掛けられた。
クラスメートだけじゃなく同じ学年の子、先輩にも。
高等部の校舎内だけじゃなくって食堂でも声を掛けられた。

「阿部くん?」
寝込んでる間はお粥やリンゴしか食べられなくて同室の奥田が部屋まで持ってきてくれていた。
ようやく夕食を食堂で食べようと座ったら隣に女子生徒が座ってきた。
大人っぽい?先輩かな?
ん?見覚えある?
「私、覚えてない?宮田純。」
あ、宮田さん!?
「思い出した。小学部にいましたよね?」
小学部は児童数が少ないので学年が違っても交流がある。
宮田先輩は俺より二つ上の先輩で小学部時代は活発で生徒会長とかしていた。
小学部時代から目立つ人だったけど高三の宮田先輩はすっかりギャルっぽくなっていた。

「阿部くん、中等部の三年間ですんごいイケメンになったと噂で聞いたから会えるの楽しみにしてたんだけど病気で休んでるって聞いてガッカリしたの。でも治ったのね?」
「まだ本調子じゃないけどようやくご飯食べられるようにはなりました。」
いきなり声を掛けられて戸惑いつつも答えた。
そこから小学部時代の懐かしい話とかされて少しガードが緩くなり話も盛り上がる。
「LINE交換しようよ。」
あー高等部になるとLINE交換から始まるのね。
別に宮田先輩のこと嫌いじゃなかったのでLINE交換に応じた。

俺のLINEに初めて女性の名前が出た。
でも特に感動も何もなかった。
LINEだって周りの男子どもは大騒ぎしていたけど俺は入れろと言われたから入れてるだけで興味なかった。

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