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私立S学園高等部
第7章 セカンド・ラブ
まーでもいつものことだ。
またあの女好きの生徒会長がーとか思われてるだろな。

「それ食べたら俺の部屋来ない?同室の奴出てるし?」

まあこれからは俺達の時間だ。
俺は周りの連中に笑顔を振り撒いて樹理ちゃんをエスコートした。
クールな美人に見える樹理ちゃんが少し緊張しているように見えた。
いきなり部屋に連れて行かれたらさすがに引く?
俺達は普段女子を部屋に連れ込むのが当たり前になってるけど彼女は新入生だ。この高等科のノリはまだ分かんないよな。

それでも部屋に連れて来てお茶とか出してたら樹理ちゃんは少し表情を和らげた。

「ちゃんと掃除してるんですね?」
「同室の奴と分担して掃除してる。」
「偉いなぁ…。」
俺も奥田もしょっちゅう女子を連れ込んでるし、小学部で散々掃除や片付けも叩き込まれてるからねぇ。

ゲームが好きな女子だったら一緒にゲームする。
音楽が好きな女子だったらliveのDVDを観る。
映画やアニメが好きな女子だったら一緒にDVD鑑賞。
甘いものが好きな女子の為にお菓子も用意。
これは奥田が教えてくれた『モテスキル』。

俺は正直映画とかも全く詳しくないんだけど。

樹理ちゃん何が好きなんだろ?

いつも来る女子達は明らかに俺とヤる為に来てる。
下心丸出しで来てくれるから俺はそれを受け入れるだけ。
軽く学園内の話とかしたりするだけ。

でも樹理ちゃんにはそれは通用しない。

樹理ちゃんは棚に並んでる音楽DVDに興味津々みたいだ。
それとなくその話をしたら乗ってきてくれて一緒にDVDを観ることになった。

すごく楽しそうにDVDを観てる。
奥田のDVDでE-girlsの。
奥田がLDH系のアーティストは詳しくてこのDVDは奥田と一緒に観たことがあって、奥田が色々と教えてくれたお陰でE-girlsのメンバーも何人か名前を覚えていた。
音楽の話はそれとなく通じて盛り上がった。
そして奥田のDVDを勝手に貸す約束をした。
ふん。奥田のせいで俺は坂口まりあとか言う新入生を泊めなきゃいけなくなったんだ。それくらいええやろ?

ちょっと夜のことを思い出して気が重くなる。

あーそんなことより樹理ちゃん、樹理ちゃん。
じゃあ今の内に樹理ちゃんを…。
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