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第1章 母の恋人

私の名前は岬　せりな。
私は小学部からこの私立S学園に通ってる。
実は私の母親が私立S学園の高等部の教師で私はこの学園の寮で育ったのだ
私の母は私が中等部に上がる前に亡くなった。
両親の財産とそして私の実の父親である母親のかつての恋人の支援で私はこの学園で学園生活を送っている。

私の母は学生の内に私を産みそのまま教師になった。
私の父は他に結婚している人がいるらしく、母とは結婚する気は無かったが認知もされ、そしてこのS学園で大学まで寮でやっていけるだけの財産も私に与えてくれた。
このS学園だと皆が寮生なのでシングルマザーの子供だからとか特に意識したことも無かった。
母親が職員寮に居たので母親にしょっちゅう会えたので周りにズルいと言われたけど。
でも小学部はそこまで厳しくないんだけどね。
中等部や高等部に比べたら生徒数もわずかで、お金はあるけどちょっと事情があって寮生活をしなきゃいけない子供が多かったかも。

亡くなった母は若くして私を産んだこともあってかそれは綺麗だった。
高等部では男子生徒の憧れの的だった。

そして母親に男子生徒の彼氏ができた…。