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私立S学園高等部
第7章 セカンド・ラブ
「で、三大美人の内の二人の処女を食った感想は?」
片方は処女じゃなかったけどね。
「感想って言われても…。」
「相手からしたら『初めての男』だぜ?処女相手って難しくね?」
「そう言う栃本さんも三大美人の残り一人せりなちゃんのバージンをついに貰ったんでしょ?」
栃本さんとは結構遠慮なく話せる仲になっていた。
「処女って難しいよな…。」
岬せりなが高等部に進級してやっと会える!!毎週デートだ!!と、以前の栃本さんはテンション高かった。
でも今日の栃本さんはちょっと元気がない。
「え?岬せりなと何かあったの?」
「初めての女の子って本当に痛いんだな…。」
「ああ…。そうかも…。」
樹理ちゃんも痛そうにしてたな…。でも、俺は…。
「もっと優しくしてあげたら良かったな…。」
「阿部くんからしたら通り過ぎていく女の子の中の一人かも知れないけど相手からしたら初めてなんだから!!」
坂口まりあからしたら俺は通りすがりだろうけど樹理ちゃんからしたら俺は…。
一応『初めての男』なのか。
『初めての男』。
ちょっと嬉しい。だからこそもっと、いい思い出になるようなセックスしたかったな…。
「痛がる相手の女の子を労ってあげる余裕なかったなぁ、俺。」
「あー。阿部くんモテるの分かるわー。」
「え?」
「後からでも相手の女の子のこと気遣ってそういう反省出来るって偉いよ。」
「えー?栃本さんは常に岬せりなのこと気遣っているじゃないですか?」
「まあ俺はせりなちゃんが大事で大事で堪らないから。」
「あーきたよ、ノロケだよ。」
「阿部くんも本命の彼女作らないの?」
「俺は忘れられない人がいるんでまだ無理です。」
そう。俺は樹理と坂口まりあと寝た後の日曜日。
昼寝して夢に出てきたのははるか先生だった。
今でもふっと気を抜いた時に思い出されるのははるか先生なんだ。
栃本さんは苦笑いした。
「俺も忘れてはいないよ。でも俺は目の前の女の子を大事にしたいから。」
栃本さんがはるか先生のことを忘れていないのは知ってる。それでいて岬せりなを大事にしているのも知ってる。
俺は色んな女の子とうつつを抜かしている。この高校でやりたい放題やらかしている。
樹理ちゃんとか可愛いとか綺麗とか思ったし初めてやりたいと思えた女性だった。
けど俺の頭の中は結局はるか先生との思い出で一杯たった…。
片方は処女じゃなかったけどね。
「感想って言われても…。」
「相手からしたら『初めての男』だぜ?処女相手って難しくね?」
「そう言う栃本さんも三大美人の残り一人せりなちゃんのバージンをついに貰ったんでしょ?」
栃本さんとは結構遠慮なく話せる仲になっていた。
「処女って難しいよな…。」
岬せりなが高等部に進級してやっと会える!!毎週デートだ!!と、以前の栃本さんはテンション高かった。
でも今日の栃本さんはちょっと元気がない。
「え?岬せりなと何かあったの?」
「初めての女の子って本当に痛いんだな…。」
「ああ…。そうかも…。」
樹理ちゃんも痛そうにしてたな…。でも、俺は…。
「もっと優しくしてあげたら良かったな…。」
「阿部くんからしたら通り過ぎていく女の子の中の一人かも知れないけど相手からしたら初めてなんだから!!」
坂口まりあからしたら俺は通りすがりだろうけど樹理ちゃんからしたら俺は…。
一応『初めての男』なのか。
『初めての男』。
ちょっと嬉しい。だからこそもっと、いい思い出になるようなセックスしたかったな…。
「痛がる相手の女の子を労ってあげる余裕なかったなぁ、俺。」
「あー。阿部くんモテるの分かるわー。」
「え?」
「後からでも相手の女の子のこと気遣ってそういう反省出来るって偉いよ。」
「えー?栃本さんは常に岬せりなのこと気遣っているじゃないですか?」
「まあ俺はせりなちゃんが大事で大事で堪らないから。」
「あーきたよ、ノロケだよ。」
「阿部くんも本命の彼女作らないの?」
「俺は忘れられない人がいるんでまだ無理です。」
そう。俺は樹理と坂口まりあと寝た後の日曜日。
昼寝して夢に出てきたのははるか先生だった。
今でもふっと気を抜いた時に思い出されるのははるか先生なんだ。
栃本さんは苦笑いした。
「俺も忘れてはいないよ。でも俺は目の前の女の子を大事にしたいから。」
栃本さんがはるか先生のことを忘れていないのは知ってる。それでいて岬せりなを大事にしているのも知ってる。
俺は色んな女の子とうつつを抜かしている。この高校でやりたい放題やらかしている。
樹理ちゃんとか可愛いとか綺麗とか思ったし初めてやりたいと思えた女性だった。
けど俺の頭の中は結局はるか先生との思い出で一杯たった…。