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私立S学園高等部
第1章 母の恋人
小学部の卒業式を終え、明日、いよいよ中等部の寮に入る。
中等部女子寮…。校舎含めて外出禁止、男子禁制。
インターネットすら出来ない。
外との接触は手紙と携帯の通話とメールのみ。

一応英司さんはわたしに通話とメールのみの携帯を持たせてくれた。
「ルール守らないと簡単に没収されるから気を付けろよ。」
「うん、分かった。ありがとう。」
「あとメールでエッチなことも書かないように。下手に見つかったらヤバイから。」
「はーい。」

英司さんのベッドの中。もう当たり前のように二人裸でベッドの中にいる。
いつも英司さんと母のデートは母の部屋で過ごしていたのでこのベッドに女の子が入るのはせりなが初めてだと言われた。
(この部屋は同室の人がよく彼女連れ込んでたらしいけど。)
英司さんももうすぐ大学寮に移る。

「中等部に移るまでにセックスしたかったー。」
「あーもーこの子は大胆なんだから…。せりなちゃん、待てないの?」
「だってー!!今から三年間会えないんだよ!!」
涙ぐむ私。そんな私を優しく抱き締める。
「せりなちゃん、三年後大人になった君に会いに行くから。それまでもちゃんと手紙も書くしメールもするし電話もする。」
そう言ってするキスも素敵すぎる。

「せりなちゃん、好きだよ。」

その言葉に涙腺が崩壊した。

『好き』って言われてなかった。
せりなが一方的に押して裸で抱き合う仲になったけど英司さんはまだお母さんが好きなんだろうなーって思ってた。

もしかしたら英司さんの気持ちにもまだ三年間必要なのかも知れない、なんて。
そして私の体も生理とか来てるけどセックスにはまだ三年間必要なのかも知れない。

その日は沢山キスをして、英司さんは私の胸元にキスマークを残して別れた。

あれから三年。
英司さんは約束通りちゃんと手紙もメールも電話も欠かさずしてくれた。
私が時々拗ねて喧嘩したこともあるけどその度に仲直りもした。
私もちゃんと手紙もメールも電話もした。

高等部は学園内の移動には煩くない。
大学部の寮にいる英司さんに会いに行けるようになる…。

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