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私立S学園高等部
第2章 美人教師と忘れ形見
入学式から一ヶ月。
GWの頃には俺達高等部の一年もカップルだらけになっていた。

そらそうだ。男子も女子も牢獄みたいな中等部を卒業してようやく高等部というパラタイスに来たんだ。
噂では既に相手をひっかえとっかえしている同級生や寮で週末ごとに乱交とかしている同級生もいるとか聞いた。

「お前モテるのにまだ彼女いねーの?」
最近同級生の彼女が出来たとかで週末にその彼女の部屋に泊まりに行くようになった大地に聞かれた。
「まあ彼女いねーというかまだ好きな子すらできねーし…。」
「コクって来た子と付き合えばいいじゃん。」
「うーんなんか違うんだよな…。」
「イケメンは贅沢だねぇ!!さっさと童貞捨てたい!!とかねーの?」

捨ててぇよ。やりてぇよ。
でも誰でもいいってもんじゃねーし。

「もしかしてはるか先生とか狙ってるぅ?」
「相手にされるかよ、バーカ。」
「じゃあお相手してもらえるならしてみたいってこと?はるか先生に童貞筆下ろしとか贅沢だねぇ!!」
「大地、お前変態か!?」
「そういうとっちーこそムッツリスケベじゃねーの?」
ムッツリスケベっての否定はしねーけど…。

勿論童貞も卒業したいけどなんか恋愛そのものもしてみたい。

なんちゃって。

自分でそんなこと考えてちょっと恥ずかしくなった。

高校に進級して周りも俺も浮かれているけど浮かれてばかりもいられない。
勉強に関しては厳しくなる。

はるか先生は国語の教師で俺達のクラスは古典や漢文の授業を担当していた。
俺、現代文は特に問題ないし、他の教科は優秀(自分で言うのも何だけど…。)だけど古典と漢文だけは苦手だった。

「こんなもん出来るかー!!」

試験も近付いてると言うけどさーっぱり分かりませーん。
文法?意味?もうこんな読めない日本語読みたくねー!?

「とっちーは何で古典だけ出来ないの…。」
部屋で一緒に勉強してた大地が呆れる。
「知るか!!こんな今の日本に必要の無い言語を何故勉強せねばならんのだ!!」
「はいはいはい。あ、分かった。とっちー授業中はるか先生ばっかり見てんじゃね?」
「残念だけど古典は中学生の時も苦手だった。」



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