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私立S学園高等部
第2章 美人教師と忘れ形見
土曜日の午後。
はるか先生に会った時にたまたまその話になった。
「今日もさ、大地が部屋に彼女連れ込むから俺、誰かの部屋に泊まりに行かないといけなくてさぁ…。めんどくせー。」
「じゃあさ。栃本君、うちに泊まりに来たら?」
「えっ!?」
「だって門限までなら職員寮なら出入り出来るよ。で、そのまま門限経っても帰らなきゃ良いじゃん。高等部で教師と付き合ってる生徒でやってる子何人かいるよ。」
「いや、その…。はるか先生は良いわけ?」
「今日はせりなも泊まりに来ないし特に今しなきゃいけない仕事も無いからいいよー。」
いや、そこじゃなくて…。

俺も男なんですけど…。

「本当にいいの?」
「あ!来る!?キャー待ってる!!ご飯作ろうか?」
手料理とかヤバイ!!けど…。
「寮の飯食うよ。」
「えー!?分かった。じゃあ寮の晩御飯食べたら職員寮の入口の所まで来て。電話くれたら迎えに行くから。」

いきなりのお泊まりに浮き足立つ。

そのまま一度はるか先生と別れて自分の部屋に戻った。

えっと寮の門限は23時。
寮の夕食の時間は18時~19時半。
で寮の風呂の時間が18時~21時。
で大地が彼女と約束してる時間は20時だったはず。
ということは18時にソッコー飯食ってソッコー風呂行ってそのまま職員寮の入口に…。

えっと風呂の後っていつもジャージだけど今日はそうもいかねーよな?
え?パジャマとか要る?あ、お泊まりセットってやつ要るよな?
大学の売店まだ開いてるよな?
あっ!!パンツお気に入りのやつ履こう!!

慌てて売店に走り、慌てて自分の部屋に向かい慌てて食堂で夕飯食べて、慌てて風呂に入ったけど何気なく体は念入りに洗った。

鞄にパジャマと替えのパンツと歯磨きセットと詰めて慌てて念入りに歯磨きして部屋を出ようとしたら…。
「あれ?とっちー着替えとか持ってどこ行くの?」

大地、空気読めよ!!
俺、急いでるんじゃー!!

「あ?う、うん、ちょっと先輩の所…。」
「あーもしかしてこないだデートするって言ってた?」
「う、うん、まあ…。」
「お前、あれからその話しないからダメになったと思ってたらしっかりうまくやってんじゃん!!」
「ま…まだ付き合ってるって訳じゃないし…。」
「えー?でも部屋に行くんだろ?いよいよ卒業?」
「さ、さぁ…。ははは…。」
「とっちーさぁ、肝心なの忘れてね?」

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