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私立S学園高等部
第2章 美人教師と忘れ形見
はるかさんと結ばれたのは秋の事で。
そこから冬を越し春が来た。

まあ秋も冬も春も俺は見事に発情期だった…。

成績も多少の変動はあったけどはるかさんのお預けを食うこともなく俺は進級した。
二年ははるかさんの担任のクラスでは無かったけど相変わらず古典と漢文ははるかさんが担当だった。
そして山崎も大地も違うクラスになった。

そんな春のことだった。

「ねぇ…。英司くん…。」
はるかさんの部屋で二人で夕食を食べていたらはるかさんが切り出した。
「ん?何?」
はるかさんの作るご飯美味しいいいいい!!
ヤり盛りで食べ盛りの俺には堪らん。
そんな感じでガツガツ食べていたら。
「実はせりなに彼氏が出来たって言ったの。」

せりなちゃんに!?

食べモードだった俺の背筋が伸びる。

「せりなが前から『お母さん彼氏出来た?』って聞いてきてて『彼氏はまだたけど好きな人はいるよ』って答えてたのね。でも最近自分以外にこの部屋に泊まりに来る人がいることに気付いたみたいで…。」
まあいずれせりなちゃんには言わなきゃいけなかっただろうな。
「今度せりなに紹介していい?」
ちょっとビビったけど腹は決めてある。
「うん、せりなちゃんに俺のこと紹介してよ。」

それは俺とはるかさんの関係が安定した印でもあったと思う。
そして俺もはるかさんとの関係が落ち着いたなーと思い始めてから時々頭の片隅にせりなちゃんのことを気にするようになった。

そしてその次の週、はるかさんの部屋で俺とせりなちゃんと三人で鍋をすることになった。

緊張した。
せりなちゃんに嫌われたりしたらそれこそ俺、かなりキツいんじゃないだろうか?
今の俺ははるかさんと別れるという選択肢は絶対に無いし。

せりなちゃんは小学五年生という多感な時期だし…。大丈夫なんだろうか…。

大学の売店に行き人気のお菓子を買って手土産にしてはるかさんの部屋を訪ねた。

「あ、来た。」
はるかさんの部屋には既に見たことのある美少女が待っていた。

少し驚いたような顔で俺を見て、恥ずかしそうな顔をした後、俺の目を見てしっかりと挨拶してくれた。

「初めまして。いつも母がお世話になっています。娘のせりなです。」

小学五年生にしてはしっかりとした女の子だった。

「せりなちゃん初めまして。高等部二年の栃本英司と言います。宜しくお願いします。」

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