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私立S学園高等部
第2章 美人教師と忘れ形見
せりなちゃんに紹介されたその頃。
俺とはるかさんの二人の間でそろそろオープンに付き合わないかって話をしていた。
せりなちゃんも知ってるし、この学校には先生と生徒の公認カップルも普通にゴロゴロしているので問題ない訳で。
別に隠すことでも無いのでは?と。

俺は乗り気じゃなかった。
何となく恥ずかしかったのと。俺が結局ヘタレで堂々と出来なかったから。

でもはるかさんは堂々と付き合いたいらしい。

「それに英司くんのこと狙ってる女子いるしー!!」
「ふーん、そうかなー?」
「何よー!!このモテ男!!」
まあモテなくは無いけど…。
「はるかさん以外の女の子にモテたってねぇ。少なくともこの学園で一番魅力的なのははるかさんで二番目はせりなちゃんだし。」
結構真剣にそう思ってた。

喧嘩、とまでは居ないけど俺の煮え切らない態度に、はるかさんはちょっとイラついていた。

俺は二年になってから一年の女子にコクられる事が多かった。
勿論全て『彼女いるから』からって断っていた。
そんなある日。何人目かの彼女と別れて一年の女子と付き合い始めた大地が一年の女子の間で『栃本先輩は先輩と付き合ってるって言ってるけど、その彼女をオープンにしないのは不細工だかららしい』と噂になってると教えてくれた。

ブチッ!!

本気で俺の中で何かが切れた。
俺の愛した人をバカにするようなガキ共ふざけるな。
それに一年だろうがなんだろうが俺のはるかさんに勝てるような女は他にいねーよ!!

「大地!!」
「な、なぁに…?」
俺が大声を張り上げたので大地がビックリする。
「一年の女子に言っとけよ。俺のはるかさんはお前らの何万倍も美人でイイ女だから、って。」
「はるかさんってお前、えっ、まさかというかやっぱりと言うか…。」
「俺ははるか先生と付き合ってる。」

その夜、部屋で大地や山崎や他の友達も集まって今まではるかさんとの事を何で隠していたのか散々追求された…。
「お前は薄情だ。」
とか
「禁断の恋ごっこ?」
とか
「このスケベ!!」
とか言われた。まあ、スケベなのは事実だからしゃーない。
「言うタイミング逃したのと自信無かったんだって…。」
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