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私立S学園高等部
第2章 美人教師と忘れ形見
その日の夜はるかさんに電話する。
「山崎や大地とかに言った。」
「ん?何を?」
「俺とはるかさんが付き合ってるってこと。」
「あら、また急に…。嬉しいけど…恥ずかしいね。」
「ごめん…。ちょっと色々あって…。」
「じゃあ私も周りに言っていい?」
「うん。」
次の日。
教室に行くと。
「栃本、お前いつからはるか先生と出来てたの?」
「やったの?やったの?」
「仲良いとは噂になってたけど既にヤってるとは思わなかった。」
「とっちーの初めてってはるか先生?」
昨夜の部屋での追求以上の大追求大会が待っていた。
そして高等部に関しては男子寮で持ち上がった噂話はすぐに女子寮にも広まる。
その日の夜はるかさんからメールが来てこんなことが書かれていた。
「一年の女子に泣きながら『栃本先輩とお幸せに』とか言われたり、女子の間で『栃本ショック』凄いらしいよ。」
『栃本ショック』とか言われても…。
はるかさんが俺との関係を黙ってた頃は結構お誘いもあったらしい。でもはるかさんは娘がいますので、と全て断ってたらしい。
でも俺との関係をオープンにしてからは堂々と『彼氏がいますので』と言って断れる、と喜んでいた。
俺、調子乗って自分がモテることばっかり考えてたけどそれこそはるかさんは超モテるんだ…。
「岬はるかは俺のもの!!」
と堂々と言えるのは俺にとってもメリットじゃん。
そして。
俺は誰にも負けたくない。
はるかさんとこれからも一緒にいたい。
あ、せりなちゃんには負けてもしゃーないけど。
一年の夏は地味ーな夏休みだった。
二年の夏。
寮から派手に出られないけれど思い出が沢山出来た。
はるかさんとせりなちゃんの旅行に俺も連れていって貰った。
両親共に海外にいて家族旅行とかほとんどしたことがない俺にとって単なるラブラブ旅行ってだけじゃない、本当に大切な思い出となる旅行だった。
はるかさんの地元である石川県で温泉に入ったり金沢で美味しい魚を食べたり。
海で遊ぶせりなちゃんのお守りは俺の担当…。
「英司お兄ちゃん!!もっと泳げー!!もっと沖に行こうよー!!」
「だーめだっての。危ないって。」
「お兄ちゃんとなら大丈夫だって!!」
「沖はダメ、うわっ!!」
せりなちゃんが浮き輪から外れて危うく溺れかけて…。慌てて助けに行く。
「もう…。」
「怖かった…。」
「山崎や大地とかに言った。」
「ん?何を?」
「俺とはるかさんが付き合ってるってこと。」
「あら、また急に…。嬉しいけど…恥ずかしいね。」
「ごめん…。ちょっと色々あって…。」
「じゃあ私も周りに言っていい?」
「うん。」
次の日。
教室に行くと。
「栃本、お前いつからはるか先生と出来てたの?」
「やったの?やったの?」
「仲良いとは噂になってたけど既にヤってるとは思わなかった。」
「とっちーの初めてってはるか先生?」
昨夜の部屋での追求以上の大追求大会が待っていた。
そして高等部に関しては男子寮で持ち上がった噂話はすぐに女子寮にも広まる。
その日の夜はるかさんからメールが来てこんなことが書かれていた。
「一年の女子に泣きながら『栃本先輩とお幸せに』とか言われたり、女子の間で『栃本ショック』凄いらしいよ。」
『栃本ショック』とか言われても…。
はるかさんが俺との関係を黙ってた頃は結構お誘いもあったらしい。でもはるかさんは娘がいますので、と全て断ってたらしい。
でも俺との関係をオープンにしてからは堂々と『彼氏がいますので』と言って断れる、と喜んでいた。
俺、調子乗って自分がモテることばっかり考えてたけどそれこそはるかさんは超モテるんだ…。
「岬はるかは俺のもの!!」
と堂々と言えるのは俺にとってもメリットじゃん。
そして。
俺は誰にも負けたくない。
はるかさんとこれからも一緒にいたい。
あ、せりなちゃんには負けてもしゃーないけど。
一年の夏は地味ーな夏休みだった。
二年の夏。
寮から派手に出られないけれど思い出が沢山出来た。
はるかさんとせりなちゃんの旅行に俺も連れていって貰った。
両親共に海外にいて家族旅行とかほとんどしたことがない俺にとって単なるラブラブ旅行ってだけじゃない、本当に大切な思い出となる旅行だった。
はるかさんの地元である石川県で温泉に入ったり金沢で美味しい魚を食べたり。
海で遊ぶせりなちゃんのお守りは俺の担当…。
「英司お兄ちゃん!!もっと泳げー!!もっと沖に行こうよー!!」
「だーめだっての。危ないって。」
「お兄ちゃんとなら大丈夫だって!!」
「沖はダメ、うわっ!!」
せりなちゃんが浮き輪から外れて危うく溺れかけて…。慌てて助けに行く。
「もう…。」
「怖かった…。」