この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
私立S学園高等部
第2章 美人教師と忘れ形見
はるかさんの学園葬は受験真っ只中にも関わらず三年生もほぼ全員参列した。

俺は静かに見守っていた。

色々バタバタしてようやく落ち着いてからせりなちゃんに連絡を取った。
はるかさんは生前に携帯の名義をせりなちゃんに変えていた。
はるかさんの番号やアドレスは娘に引き継がれた。
俺は春から大学の寮に入るんだけど大学の寮は家具とかは持ち込み。
はるかさんの遺品のベッドや家電や家具をそのまま引き継ぐことになった。
そしてはるかさんの遺品の整理をするためにせりなちゃんに声をかけた。

せりなちゃん落ち込んでるだろうなぁ…。でも俺がどう声掛けたら良いのか…。
そう思って電話をかけたのだけどせりなちゃんの声は明るかった。
そして電話で話して気付いたこと。
声、はるかさんに似てる…。
顔とかあんまり似てないけど声は似てるんだ…。

そしてはるかさんの部屋の整理で一ヶ月ぶりに会ったせりなちゃん。
久々に会ったからかなんだか大人っぽくなったなぁ、と思った。

はるかさんにあげたティファニーのネックレスをせりなちゃんがしていた。
はるかさんはそんなにアクセサリーを持っていなかったけどティファニーは好きだったみたいでティファニーコレクションが大事にしまってあった。
まだ小学生だからティファニーは少し浮いているけどせりなちゃんは数年も経てば充分ティファニーの似合う女性になるだろう。

「あ、アルバム…。」
はるかさんの本棚を整理してたら大量の写真が出てきた。
「あ、これ、私が子供の頃!!」
アルバムにはまだあどけなさが残るはるかさんが赤ちゃんを抱いている写真やせりなちゃんの子供の頃の写真が沢山あった。
「あ、石川に行った時のやつだ。」
俺とはるかさんとせりなちゃんで旅行した時ははるかさんデジカメで撮りまくってたっけ。
そして俺も知らなかったんだけど学園の行事なんかでの俺の写真も沢山出てきた。



/215ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ