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私立S学園高等部
第3章 モテない優等生
女子校で全寮制で寮の出入りも厳禁、生活まで規則に縛られ完全に管理されていた中等部。

共学で一応女子寮、男子寮と別れているけど食堂とか自習室とか共有だし、寮の門限までは学園内は比較的自由に歩き回れる。
それどころか週末は門限前に出ていっちゃえばそれこそ男子の部屋でも行っちゃえる。
『ヤッて下さい』と言わんばかりの高等部。

中等部の卒業前から女子の間でも彼氏を作ってHしたいなんて話がバンバン飛んでいた。

そして高等部に入って。

可愛い女子生徒には既に高等部の先輩がナンパし始めてると聞く。

男子生徒の間でも今年の新入生の女子は誰が可愛いかみたいな話で持ちきり。

その中で『今年の新高1、三大美人』と評判の三人がいた。
一人目は高津樹理。
背が高くスタイルも良く大人びて腰まであるストレートのロングヘアで、高1だけど『美少女』というよりは明らかに『美人』にカテゴライズされる。

二人目は坂口まりや。
派手なギャルっぽい女の子。校則ギリギリでメイクしたりスカートを短くしたりしている。

そして三人目の岬せりな。
女子の間では決して目立たない。大人っぽくは無いけどでも子供っぽくもない。
でも何となく『男受けするんだろーなー』って雰囲気はある。
前二人より『美少女』のイメージ。
セミロングの黒髪で身長は平均より少し低い。
でも隠れ巨乳との噂もあるし、お尻も丸い。

私はせりなちゃんと同室だ。
せりなちゃんは男子の間では超絶有名人らしい。
私とせりなちゃんはクラスは違うんだけど、私はクラスメートの男子からせりなちゃんについで根掘り葉掘り聞かれた。

「なぁ、優等生?岬さんって彼氏いるの?」
なんで私に聞くのよ、バーカ。それに優等生って呼ぶのやめてよ?一応って畠山喬子って名前あるんだけど?
「いるらしいよ。」
これは事実。せりなちゃんから聞いた。
「何だよ…。マジショック…。」
まあせりなちゃんに彼氏いなくてもあんたなんか相手にしないっての。

せりなちゃんに彼氏がいると答えたらほとんどの男子は興味を失い私に話し掛けなくなる。
たまーに勉強のことで聞いてくる男子がいるくらい。

あーどーせ私は可愛くないですよ!!
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