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私立S学園高等部
第3章 モテない優等生
びっくりして真中君を見上げていると真中君はまた距離を近付けてきてもう一度キスをした。
「真中君…。えっと、その…。」
ど、どうなってるの?
真中君が私にキス!?私のファーストキス…。えっと、その…。
混乱していたら…。

髪の毛を切ってあらわになった耳に真中君が耳打ちした。

「俺じゃ、ダメ?」

それってどういう意味よ?

「ダメ…じゃない…と思うけど…。」

私の頭はまだまだ混乱している。冷静になんか考えられない。

真中君は私を床に押し倒した…。

初めてのディープキス…。紅茶とミルクレープの味がする…。
真中君は今まで見た中で一番真剣な顔をして私の上に乗った。

嘘…。嘘…。

まだ頭がついていかない。

真中君が私のセーターを捲り上げてる。
私は頭が真っ白で抵抗するとか考えられなかった。
ただただ真中君からされるがままだった。
セーターもインナーも捲られてブラジャーを見られてる。

やだ…。

心の中で呟くけど声が出ない。

嫌ではない。
けど不安だ。
真中君はどうしてこんなことするの?
私は真中君と…?

真中君は私の耳に息を吹き掛けた。

「きゃっ!!」

ゾクッとする。

「畠山さん、こんなに可愛いんだ?」

可愛い?私が?

そして真中君は私のブラジャーを外した…。

「真中君…。恥ずかしい…。」

でも止めて、と言えない。

「綺麗なおっぱい…。」
真中君はおっぱいを揉んでいる。

突然男友達に脱がされておっぱいまで揉まれて…。嫌なら逃げるとか抵抗するとかすれば良いのだけど…。
嫌じゃないけど…。

でも…。

ちゃんと好きな相手と結ばれたいと思ってたのに…。
真中君のこと嫌いじゃない。
友達としては好きだ。

いや。
相手に不足は無い。
だからこそ抵抗しないんだと思う。
けど…。

ちゃんと口説いてから抱いて欲しかった…。

不安が大きくなって涙ぐみそうになった時。

真中君は私の乳首を摘まんだ。

「あ…。」

体に電気が走り思わず声が出た。
真中君が指で両方の乳首を弄り出すと身体中に気持ちよさがじわじわと広がり…。

この気持ち良さに溶けたい…。

「ねぇ、キスして…。」
自分からキスをねだっていた。
真中君は少し驚いた顔をしたけどすぐに唇を重ねた。
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