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鏡よ鏡
第1章 *****
『袖を濡らした詫びに、
自身の身を捧げたいと申しております………』
(あのソバカス女か…!
何と図々しい………)
王子は、
『ならば尚更要らぬ。
わたくしは姫さえ居ればそれでよいのじゃ!
去れッ』
『…かしこまりました』
爺とやらの足音が遠ざかっていく。
『………心配するな、姫。わたくしは貴女以外の女は眼中にありませぬ。
それに………』
王子は再び姫の茂みに指を差し入れた。
『ああッ』
ぬちゃりと水音が響く。
『…………このような締まった壺は一度味わったら忘れられませぬ………』
再び、
熱い情欲をぶつけ合った――――………
『婆や!
婆ッ』
姫は自国に帰ったあと、
婆を呼び付けた。
白いエプロンを付けた婆が顔を出す。
『姫さま、
何でございましょう』
城の奥の一番上の塔に姫の個室がある。
『婆ッ、
早く来んかッ』
カップを投げつけるとカシャンと割れた。
自身の身を捧げたいと申しております………』
(あのソバカス女か…!
何と図々しい………)
王子は、
『ならば尚更要らぬ。
わたくしは姫さえ居ればそれでよいのじゃ!
去れッ』
『…かしこまりました』
爺とやらの足音が遠ざかっていく。
『………心配するな、姫。わたくしは貴女以外の女は眼中にありませぬ。
それに………』
王子は再び姫の茂みに指を差し入れた。
『ああッ』
ぬちゃりと水音が響く。
『…………このような締まった壺は一度味わったら忘れられませぬ………』
再び、
熱い情欲をぶつけ合った――――………
『婆や!
婆ッ』
姫は自国に帰ったあと、
婆を呼び付けた。
白いエプロンを付けた婆が顔を出す。
『姫さま、
何でございましょう』
城の奥の一番上の塔に姫の個室がある。
『婆ッ、
早く来んかッ』
カップを投げつけるとカシャンと割れた。