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悪魔のささやき
第4章 噂のふ・た・り
愁と付き合うようになってから、更に告白される事が多くなった。

エリカ曰く、最近の百花は艶っぽいらしい。

それは紛れもなく、愁に愛されているからであって、幸せオーラが自然と出ているのだろう。


『いつなら空いてるの?』

木村も粘り強く聞いてくる。
まぁはっきり言わない百花も悪いんだけど…


「多分ずっとダメ…です」

『なんで?』

「あの…私…好きな人がいます。」

『…それって付き合ってるってこと?』

「…はい」

『相手聞いていい?』

「それはちょっと…」


殆どの人は好きな人がいると伝えると、そこで諦めてくれたのだけど、木村はなかなかしつこく攻めてくる。


『社内のやつ?』

「…はい」

『…わかった。でも俺、本気で織田さんの事好きだからそんな簡単には諦められない』


そう言うなり行ってしまった木村の後ろ姿を見ていた百花は、この後自分の身に起きる出来事を、想像もしていなかった。
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