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第8章 いつまでも愛してる

愁はしばらく美咲を睨むように見ていたが、やがてすべてを悟って、1番の最善策が何か答えが出た。

すると美咲から目を逸し、片方の口角だけを上げて、フッと笑い出した。


「まさかお前と木村がグルだったとはな。で、木村はどうなる？」


美咲は余りにも素敵だったその顔に、見惚れて呆然としていた。


「…そ、そうねぇ…あの娘に一生会えないように海外の奥地にでも行ってもらうわ」

「フッ…それは安心だな」