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悪魔のささやき
第8章 いつまでも愛してる
すると今度、愁は美咲に顔を近づけると、顎をクイッと上に上げた。
急なその仕草に美咲は赤を紅く染めた。
「━━なッ…」
愁は真っ直ぐ美咲を見据えているが、よく見ると、涙を堪えてるような苦しそうな顔をしている。
「俺の身体が欲しければ、いくらでもくれてやる。毎日だって抱いてやるさ。だけど、俺の心はお前を一生愛することはない。俺がこの先も愛してるのは百花だけだ」
愁は言い終わると、ぶつけるようなキスをした。
「━━んんッ」
全然愛情のないキスだが、愁の舌が美咲の口内にはいってきたのが嬉しくて、舌を絡ませようとしたら、愁は美咲からあっという間に離れた。
急なその仕草に美咲は赤を紅く染めた。
「━━なッ…」
愁は真っ直ぐ美咲を見据えているが、よく見ると、涙を堪えてるような苦しそうな顔をしている。
「俺の身体が欲しければ、いくらでもくれてやる。毎日だって抱いてやるさ。だけど、俺の心はお前を一生愛することはない。俺がこの先も愛してるのは百花だけだ」
愁は言い終わると、ぶつけるようなキスをした。
「━━んんッ」
全然愛情のないキスだが、愁の舌が美咲の口内にはいってきたのが嬉しくて、舌を絡ませようとしたら、愁は美咲からあっという間に離れた。