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王子さまの本音
第2章 手の感触


「あ、あのすみませんお昼時に…」

「ううん気にしないで」

(正直、助かったし…)


いくつかの書類の質問され説明していく


「ありがとうございます!」

「もう大丈夫?」

「はい!じゃあ本当にありがとうございました‼」

「あ、ちょっと待って」

「はい?」

「一緒にお昼食べない?」

「え!あ、すみません私、お弁当なので…」

「そっかごめんね急に」

「いえ!じゃあ行きます」



去っていく後ろ姿を見送る



経理部の月影 伊吹
女の名前なんて覚える気がない俺が唯一、名前を覚えてる人物




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