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猫好き男子と大人な部長
第6章 瑞穂に報告
 すると、瑞穂がペロッと舌を出しながら言った。

「じゃあ、昨日の『応援』は無意味だったわけかぁ。宮沢君とお付き合いしているわけだし、部長に対してアタックするわけないしねぇ」

「やっぱり、あのウインクはそういう意味だったんだね」

「気づいてくれてたね、思ったとおり!」

 ここで、注文していたアイスティーが運ばれてきた。

 架恋はこのタイミングで、ついでに昨日のことを瑞穂に話しておくことに。

 風雨が強かったので、高倉に車でこのモールまで送ってもらったことを。




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