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猫好き男子と大人な部長
第13章 青天の霹靂
「嘘だと思うし、馬鹿馬鹿しい話なんだけど……。宮沢君の態度はいつも通りなんでしょ?」
「それが……。昨日は営業部だけの飲み会があったみたいで、メールはしたんだけど今のところ返事がなくて……。最後に連絡を取ったのは一昨日かな」
「そっか……。そして今日、そんな噂を耳にしたわけね。でも、宮沢君はさっさと返事くらいすべきだと思うな。いつもそんな感じなの? 返事をなかなかくれなかったり?」
「ううん、いつもは割とすぐに返事をくれるんだけど……。だから、ちょっと心配になって……」
架恋は自分の不安を、包み隠さずに話した。
瑞穂は架恋にとって、隠し事をすることもなく、素直に自分の気持ちを伝えることができる数少ない親友なので。
「それが……。昨日は営業部だけの飲み会があったみたいで、メールはしたんだけど今のところ返事がなくて……。最後に連絡を取ったのは一昨日かな」
「そっか……。そして今日、そんな噂を耳にしたわけね。でも、宮沢君はさっさと返事くらいすべきだと思うな。いつもそんな感じなの? 返事をなかなかくれなかったり?」
「ううん、いつもは割とすぐに返事をくれるんだけど……。だから、ちょっと心配になって……」
架恋は自分の不安を、包み隠さずに話した。
瑞穂は架恋にとって、隠し事をすることもなく、素直に自分の気持ちを伝えることができる数少ない親友なので。