この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
猫好き男子と大人な部長
第13章 青天の霹靂
それでも、何も食べないと身体に悪いので、冷蔵庫に向かう架恋。
そして架恋は、こういうときのために残しておいた、エネルギーや栄養を補給するためのゼリー飲料を取り出し、蓋を開けた。
ゼリーを吸いながら、架恋は再び考え事を再開する。
そんなとき、右手薬指にはめているリングが目に入った。
灯りを受けて光るリングを見ていると、架恋はますます悲しくなってくる。
花火大会のあと、二人っきりで夜景を見たときのことを、架恋はなぜか思い出していた。
お互いのリングを見せ合った、あのときのことを。
そして架恋は、こういうときのために残しておいた、エネルギーや栄養を補給するためのゼリー飲料を取り出し、蓋を開けた。
ゼリーを吸いながら、架恋は再び考え事を再開する。
そんなとき、右手薬指にはめているリングが目に入った。
灯りを受けて光るリングを見ていると、架恋はますます悲しくなってくる。
花火大会のあと、二人っきりで夜景を見たときのことを、架恋はなぜか思い出していた。
お互いのリングを見せ合った、あのときのことを。