この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
猫好き男子と大人な部長
第13章 青天の霹靂
 いつものカフェの席に落ち着く二人。

 どうやら、修馬は追ってきてはいないようだった。

 もっとも、架恋たちも決して、早足で逃げてきたわけでもないのだが。



 注文を済ませた後、瑞穂が言った。

「何も、架恋が気に病むことはないよ。みんな、あの男が悪いんだから」

「あ、う、うん……。でも、何か話したそうにしてて……」

「前々から宮沢君をイチオシしてた私が言うと、『どの口が言ってんだ』『お前が言うな』って感じかもしれないけど……彼のことはもう諦めた方がいいと思うよ。さっきも言ったけど、どんな事情があるにせよ、あんな写真を撮らせる状況に陥るだなんて、脇が甘いとしか言いようがないし。どうせ、今後も同じような問題ばっか起こすに決まってるから」

「あ、うん……。でも……まだちゃんとお別れを言ってなくて」

「ああ、そうだったのね。なら、メールとかでいいんじゃない? 別れる原因を作ったのは向こうだし、『直接会って言わないと』とか律儀に考えなくてもいいと思う」

 心底立腹した様子で話す瑞穂に、架恋は感謝の気持ちでいっぱいだった。




/341ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ