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猫好き男子と大人な部長
第16章 猫好き男子とポップと架恋
「もう二度と……軽率な行為はしないから……。今回は本当にごめんな……。そして……許してくれてありがとう」
「ううん、私こそ……素直になれなくて……ずっと怒ったり突っぱねたりしてて、ごめんね」
「架恋が怒るのは当然のことだから……。俺、ずっと怖かった……。架恋を失ってしまいそうで……」
うつむく修馬を、思いっきり抱きしめる架恋。
「もういいの……。悲しんでる修馬君を見るのは、もうつらいから……。私なんかを愛してくれて……ありがとうね」
「それはこっちのセリフだってば。もう絶対、架恋を離さないから……!」
二人はまたも、強く強く抱きしめあった。
花筒の中で、シンボルはビクビク動き、息を吹き返しつつあるようだ。
架恋はその感触にすら愛おしさを感じながら、修馬との熱烈な抱擁に幸せを爆発させていた。
「ううん、私こそ……素直になれなくて……ずっと怒ったり突っぱねたりしてて、ごめんね」
「架恋が怒るのは当然のことだから……。俺、ずっと怖かった……。架恋を失ってしまいそうで……」
うつむく修馬を、思いっきり抱きしめる架恋。
「もういいの……。悲しんでる修馬君を見るのは、もうつらいから……。私なんかを愛してくれて……ありがとうね」
「それはこっちのセリフだってば。もう絶対、架恋を離さないから……!」
二人はまたも、強く強く抱きしめあった。
花筒の中で、シンボルはビクビク動き、息を吹き返しつつあるようだ。
架恋はその感触にすら愛おしさを感じながら、修馬との熱烈な抱擁に幸せを爆発させていた。