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Beautiful Smile~不器用な愛~
第3章 性友
「家でちゃんと食べるね。食べた写真、送るから。だから――」
ありがとう。今はコイツは私だけのモノ。好きではないけど、今だけはスキ。ケンジは私のキスで、キスだけで顔を赤らめる。舌を絡めて、その舌を胸部、お臍、其処へと持っていく。大きくなったモノを咥えるとビクついた。
「気持ちいい?」
上目遣いできくと、涎を垂らしながらウンと頷く。私は、自分の下着を脱ぎ、コイツのモノを自分の蜜部に射れる。しっかりと湿っていて、スルリと入ってしまった。
「っ……はぁっ」
ケンジは下から私の胸を掴んだ。また唇に口付けをして、深く深く――。
あぁ、男の人とこうしている瞬間が、繋がっている瞬間が一番幸せだ。このまま時間が止まってしまえばいいのに。愛されている。この時間だけは間違いなく。
「っ……は、あぁぁぁぁぁ」
「うっ……あぁ」
極限まで早い動きで、二人は果てた。繋がったまま、抱き合った。
「大丈夫、大丈夫」
優しく抱きしめて、頭を撫でてくれる。体が眠りに支配されていく中聞こえた声。ケンジは、何て言ったのだろうか――?