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口琴
第5章 蒼い果実
彩乃だ…。

しかしその容姿はあどけなく、妹の梓とさ程変わらぬ年頃に見える。恐らく五、六歳だろう。

彩乃は全裸で、その幼い柔肌に龍のごとき大蛇が、ぬめるように這いずり、巻きついていた。

大蛇の口からは濡れた真っ赤な舌が伸び、二股に割れた舌先が、のっぺりとした胸のピンクの突端に絡み付いている。

そしてあろうことか、大蛇は彩乃の幼い秘芯を残酷なまでに押し広げて、極太の尾を潜り込ませ、美しい処女の初血を自らの鱗にまみれさせたいた。

蕾は息を飲む。

胸の奥がざわめき、全身が総毛立った。

「彩乃さん…」

恐ろしい蛇の餌食になっている彩乃は、眉をひそめ、つぶらな瞳を潤ませている。

小さな舌と幼い乳歯を覗かせた口許は、だらしなく弛んでいたが、微かに微笑んでいるようにも見えた。

その白い柔肌をうっすらと紅潮させ、玉のような汗を全身に滲ませて、蛇の尾を呑み込んだ秘芯からは、初血と共に溢れる愛液と、蛇の生殖器から放たれたであろう汚濁が、小さな尻へと流れ落ちていた。

"餌食"と言う言葉は、もはやこの絵には相応しくない。寧ろ彩乃は、この大蛇にその幼い肢体を委ね、少なからず"悦"に浸っているようにも見えた。

「…ここは…?どうして…こんな…彩乃さん…」

ドクン!ドクン!ドクン!!!

蕾の鼓動は、蛇躍りの太鼓囃子の如く激しく打った。

「ハァ…ハァ…」

息が上がり、脱力して、床にヘナヘナと崩れ落ちる。

「あっ…!」

床に触れたショーツの一部分が冷たい。

スカートに手を入れ、ぷっくりと盛り上がるその部分を小さな手で包み込むと、それだけで熱く濡れているのが分かった。

更に、縦の秘裂に沿って人差し指を往復させてみる。

クチュッ…

「……うっ……」

ショーツも、白く細い指も、ヌルヌルと汚れていく。

「…ンァッくふぅ…っ…ンンッ…」

…指が…止まらない…。

顔を紅潮させ、じんわりと汗ばんでいた。


ガチャッ!

「蕾さん!こんな所に…。随分探しましたよ?」
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