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欲情三分間〜ヨクジョウサンプンマ〜
第2章 ☆☆☆☆☆☆☆☆
______ユルいデザインの黒いパンツから出たふくらはぎに、
体毛が生えていた。


男なのだ。
彼は。



そう気づいたら、美咲の下腹を抉るような快感が突き抜けた。ぐっと〔何か〕が駆け抜けた。




手が震える。


すると、田中は羽交い締めにしていた腕を解くと、
ギュッと美咲を抱きしめた。



だめ。
ダメよ、それは。




思うが、言葉にならない。




「………………んあっ、………………っく…………ん……………
せん………ぇ……………はあっ…………っあ………っあ、はぁ、あっ」
BGMはアップテンポになる。




その効果音に押されるように、
美咲は田中に振り返る。
田中がはぁっ…………と熱い息を吐く。
美咲はその息を唇で塞いだ。


田中の手が美咲の薄い胸をまさぐる。


向かい合うと、
盛り上がりは美咲の腹にぶつかった。

















______田中の根を美咲が口に含むと、
缶コーヒーが視界の隅に映った。








ふと、
田中が女子生徒と教授の秘め事を知っていて追ってきたのだなと気づく。



「……………ん………ああっ…………ひっ…………あ……ん…………っく……………っふっ………」
隣室から流れるBGMに、
美咲の頭は白く弾けた。


脳内の端っこで、
___これじゃあ娘と変わらないわ___と思いながら………………………………



















〔終〕
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