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欲情三分間〜ヨクジョウサンプンマ〜
第1章 〜〜〜〜〜〜〜
田上の自宅マンションは、
高級な部類に入る。
リビングだけで、
事務所でも設立できそうなスペースがある。
しかし成金嗜好ではなく、絨毯もカーテンもチェストもベージュで統一してあっさりしたスタンダードな配色だ。
家具・調度品の類も木目調のある深いブラウン。
対面式キッチンに、
テーブル。
隣にリビング。
掛け時計が3時半を知らせボーン……と鳴った。
『グゥゥゥ〜〜〜〜……』
「げっ」
幸成は思わず声が出た。
腹の虫が悲鳴をあげたのである。
早苗は一瞬目をぱちくりさせたあと、
「フフッ……(笑)お腹、空いてらしたのね?何か作りましょうか」
幸成は真っ赤になりながら、
「いえいえ、結構ですよ。……すみません、そういえば伽奈に朝ごはんを食べさせてから何も食べてなかったな」
アルバムを探し出して電車に乗り、
このマンションまで来た。
土曜休日だから、すっかり昼食を取り忘れてたなぁ…………
高級な部類に入る。
リビングだけで、
事務所でも設立できそうなスペースがある。
しかし成金嗜好ではなく、絨毯もカーテンもチェストもベージュで統一してあっさりしたスタンダードな配色だ。
家具・調度品の類も木目調のある深いブラウン。
対面式キッチンに、
テーブル。
隣にリビング。
掛け時計が3時半を知らせボーン……と鳴った。
『グゥゥゥ〜〜〜〜……』
「げっ」
幸成は思わず声が出た。
腹の虫が悲鳴をあげたのである。
早苗は一瞬目をぱちくりさせたあと、
「フフッ……(笑)お腹、空いてらしたのね?何か作りましょうか」
幸成は真っ赤になりながら、
「いえいえ、結構ですよ。……すみません、そういえば伽奈に朝ごはんを食べさせてから何も食べてなかったな」
アルバムを探し出して電車に乗り、
このマンションまで来た。
土曜休日だから、すっかり昼食を取り忘れてたなぁ…………