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もっと、生きたかったな、、
第4章 猫とうちとクラスメート。
えっ、ちょちょ!
連れてかれてる!!
あんたはいいの!?
『誰があんたやねん。俺は"くま"っちゅー名前や。』
「ぶはっ!そんな口悪くて"くま"って…あはははっ!」
つい、予想外の可愛い名前で
ツボってしまい手を口に当て爆笑してしまう
『おぃ!手!下ろせ!俺がきしょい思われるわ!』
そう言われパッと手を下ろす
――――
『にゃにゃにゃにゃー?にゃんにゃにゃぁ。』
「にゃふっ!にゃにゃにゃーにゃぁぁふ!」
子猫がいきなり鳴き出したかと思うと
手を口にやり震えながら鳴きだした。
口元が上がってて笑っているみたいだ
『にゃあぁ!』
とまた鳴くとピタッと震えが止まり
俺をチラチラ見ながら手を下ろした
「.....芸達者な奴だな(笑)」
そういい俺は子猫の頭を撫でる
――――
どうやら美羽とくまが喋る度に
人間には鳴いてるように
それも変な風に見えるのだ―