この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
イカせ屋稼業
第3章 そのさん
ガッと肩を組まれる。
『………俺もこれでもいっぱいいっぱいなんだよ…
だから同じだ』
肩を組んで視線は決して交わさず、
空に向かって拓矢は呟く。
翔汰は肩の力が抜けて安堵していく。
『……はは、そっか。
あ、俺の紅茶ないの?』
『自分で淹れろよ』
『何だよ〜、
ついでに2人ぶんくらい淹れとけよ(笑)』
カシャッ。
『あれ?』
カメラのシャッター音に横を見ると、
イージーがカメラを向けていた。
『んっ♪
い〜い顔だ♪』
『いつの間に……』
『なぁ……』2人して呆れる。
『広いからねー、この部屋。
沢山撮れるわ〜。
今のショットは写真集用に置いとこっと』
写真集……
マジすか……
勘弁してくれ。
カチャリとドアが開いて百合絵社長が現れた。
『お2人さーん、
続き始めるわよ〜。
次は〜〜〜…
あ、バスルームでしましょ』
イージーが機材をバスルームに運ぶ。
『これも設定なしっすか?』翔汰が訊くと、
『当然ね。
………好きに動くのよ??』
紫色の唇の口角を上げ、
目が妖しげに光っている。
バスルームにて、
撮影が再開した。
『………俺もこれでもいっぱいいっぱいなんだよ…
だから同じだ』
肩を組んで視線は決して交わさず、
空に向かって拓矢は呟く。
翔汰は肩の力が抜けて安堵していく。
『……はは、そっか。
あ、俺の紅茶ないの?』
『自分で淹れろよ』
『何だよ〜、
ついでに2人ぶんくらい淹れとけよ(笑)』
カシャッ。
『あれ?』
カメラのシャッター音に横を見ると、
イージーがカメラを向けていた。
『んっ♪
い〜い顔だ♪』
『いつの間に……』
『なぁ……』2人して呆れる。
『広いからねー、この部屋。
沢山撮れるわ〜。
今のショットは写真集用に置いとこっと』
写真集……
マジすか……
勘弁してくれ。
カチャリとドアが開いて百合絵社長が現れた。
『お2人さーん、
続き始めるわよ〜。
次は〜〜〜…
あ、バスルームでしましょ』
イージーが機材をバスルームに運ぶ。
『これも設定なしっすか?』翔汰が訊くと、
『当然ね。
………好きに動くのよ??』
紫色の唇の口角を上げ、
目が妖しげに光っている。
バスルームにて、
撮影が再開した。