この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
イカせ屋稼業
第3章 そのさん
ガッと肩を組まれる。


『………俺もこれでもいっぱいいっぱいなんだよ…
だから同じだ』

肩を組んで視線は決して交わさず、
空に向かって拓矢は呟く。


翔汰は肩の力が抜けて安堵していく。


『……はは、そっか。
あ、俺の紅茶ないの?』

『自分で淹れろよ』

『何だよ〜、
ついでに2人ぶんくらい淹れとけよ(笑)』


カシャッ。

『あれ?』
カメラのシャッター音に横を見ると、
イージーがカメラを向けていた。


『んっ♪
い〜い顔だ♪』

『いつの間に……』
『なぁ……』2人して呆れる。



『広いからねー、この部屋。
沢山撮れるわ〜。
今のショットは写真集用に置いとこっと』


写真集……
マジすか……
勘弁してくれ。


カチャリとドアが開いて百合絵社長が現れた。

『お2人さーん、
続き始めるわよ〜。
次は〜〜〜…
あ、バスルームでしましょ』

イージーが機材をバスルームに運ぶ。

『これも設定なしっすか?』翔汰が訊くと、
『当然ね。
………好きに動くのよ??』
紫色の唇の口角を上げ、
目が妖しげに光っている。


バスルームにて、
撮影が再開した。
/712ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ