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イカせ屋稼業
第3章 そのさん
――――――
撮影を3本終えて帰宅したのは深夜2時。


今日はホテルでの男性目線の絡みばかりだったから、楽だった。


いつ寝ているのか不明な百合絵社長に、
『自分がグッズをプロデュース出来ないかな?』と打診してみた。


社長は、
『うーん………
エログッズって誰がプロデュースしたかってあんまり関係無いのよね……
ま、やってみよっか』
OKをくれた。



早速社員が企画書を作成してくれたので、
プリント用紙を持ち帰宅したところである。



顔を洗い、
シャワーを浴びてベッドに寝転ぶ。


右手で美顔ローラーをかけながら、
左手は企画書プリントを持って眺めた。



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