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イカせ屋稼業
第5章 そのご
拓矢は『ふーん………
キミ、忘れてないよね?
ボクとは〔カップル〕だから絶対バレちゃ駄目なんだよ?』
とおかしな口調で牽制する。

(まぁ本人から言い出したらその時でいいか…)

『分かってるよ!
何だその喋り(笑)
…あ。
アイス食おうぜ♪』


移動販売のジェラート専門店が広場にあった。


『どっち系がいい?
こってり甘い・さっぱりクール。
俺買ってくるわ』


『奢ってくれんの?………さっぱりクール』拓矢はそう呟いた。


翔汰はジェラートを2つ買い、
拓矢に渡して再び座る。


『暑くなったからちょーどいいね、
冷たいのが♪』
翔汰はチョコ系の甘いジェラートを舐めた。



あと10分経てばこの駅前に甲斐が来て、
インタビュー撮影に向かうのだ。


『ぐっ………』

『どうした、拓矢?』

『…………頭キーンって』
『あはは(笑)
俺それがヤだからちびちび舐めるよ』

『翔汰のクセに…』

『あん?
何だと?ドラえもんに出演してた威張る色黒歌ヘタ男みてぇな言い方すんな』

『………………………………(ずりぃよ)……』

『え?』
聞き取れなかった。


『何つった?』

『何でもない!
あー頭キーン直った…』


と、
広場の向かいに通る道路に見慣れたバンワゴンが停車したのが見えた。


『――行こうか』
拓矢はさっさと立ち上がりバンワゴンに歩いていく。

翔汰も立ち上がり、
ジェラートのコーンを咀嚼しながらバンワゴンに乗り込む。
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