この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
イカせ屋稼業
第5章 そのご
――――翌朝9時。

ピンポーン…

『あ、拓矢ホントに来やがったな(笑)』

翔汰はベランダに布団を欲していた。


最近の多忙で部屋は散らかっていたし、
洗濯物も溜まってたので纏めて洗濯機回し中である。

『はーい。
ホントに来るとは(笑)』


『教えてくれるっつったじゃん』
拓矢は金髪を下ろし、
珍しくキャスケットを目深に被っている。

眠そうに欠伸をしながら翔汰のワンルームに入ってきた。



翔汰の自宅マンション――事務所が保有している寮だ――は床がフローリング。

『はい、
帽子脱いで!
この青色が床用雑巾ね。
隅っこに埃が溜まりやすいから、
丁寧に拭くこと』


『………え〜〜〜。
ガチですんの……
遊ぼうと思ったのに』


『ごちゃごちゃ言わない!拓矢、
雑巾掛けくらいは一度はしてみよー♪』




拓矢は眠気が強いのか、
少しぼへーっとしていた。キャスケットを脱ぐと毛束が跳ねて寝癖がヒドイ。


(ぷっ……
ニワトリの鶏冠(とさか)みてぇ。寝癖隠しだったわけね…)

翔汰は笑ってしまった。



/712ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ