パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第5章 そのご

『あいつ家事見に来たんだか遊びに来たんだかどっちだよ？
変なヤツ………
これは何だ』


見ると投げたのは小さな犬のぬいぐるみ付きストラップ。。


『セントバーナード………………じゃないよね(笑)』モフモフとしたゆるキャラっぽい犬。

行動が意味不明…

翔汰は（せっかくだし）とそのストラップを仕事用バッグに着けた。














――――――夕方6時。
すずからメッセが入った。

〔鈴っこ

今シゴト終わったとこ〜〜〜♪

どうしよっか？
翔くんちの最寄り駅まで行こうか？〕



〔ショータん

おつかれさまー！


ううん、
今どこ？
すずちゃんが待っててよ、俺行くから〕



すずは最寄りの駅名を告げた。
翔汰は着替えて髪を整え、
マスクをしてマンションを出る。


すずがうちに来ると思うと気持ちが逸る。。


（なーんかこういう恋愛の楽しさって久しぶり♪）
愛用しているドルガバの香水を着けて、
翔汰は鼻歌を口ずさみ電車を乗り継いですずの元へ向かった。