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イカせ屋稼業
第5章 そのご
『えっ………
な、なんで………』
いきなりすずの名前が出て驚く。

『何で知ってるかって?
週刊誌にスッパ抜かれたんだよ!

はあ………
せっかく売り出したのに』


『え?
でもバイで売り出してますよ?』



『アホ!
そういう事じゃないよ。
坂城すずサイドが怒ってんの。あちらさんの事務所、セクシー俳優メインじゃないだろ』


『………あ。』


『坂城すずは清楚系で売り出したセクシー女優。

そんなマイナスじゃないと思うか?

坂城のファン層はどんな奴らだ?』


設問のように投げてくる甲斐。


『すずのファンは、
男性ばっかり……』


『だな?
大打撃なんだよ、坂城サイドは。
昨日カメラつけてたらしいぞ。スクープがお得意の〔サタデー〕から連絡があった。
今回は榊社長がポケットマネーから示談金を出して下さるそうだ』


『………………』
翔汰は初めてのスキャンダル経験に、
頭が追いつかない。


『坂城自身は未だ駆け出しだけどな。
お前が売れ出したところだから、
ヤバいってことだ。
バイだろうがビアンだろうが、スキャンダルはマズイんだよ…。特にセクシー俳優は、エロを売りにしてるんだから。
――付き合ってんのか?』


『………こないだから、
そういう仲です』


『これからは気をつけておけ。
のんびりしてるとこんな事が日常茶飯事だ。
坂城も困るだろうしな』


翔汰は改めて自分は有名人なのだと実感する。

皮肉な出来事が発端で。




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