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イカせ屋稼業
第6章 そのろく
すると拓矢が…
『………男同士だと、
イチャイチャしてる間に汗臭くなるんです。
股間もいくら洗っても匂いつきますし。
便利ですよ。
俺、水で薄めてますよ。こんな風に』
ポケットから、
透明の容器を出した。
雑貨屋にある、
小さな容器である。
ブルーのドット模様が施されている。
『あら?
薄めても効果ありなのね?ちょっと失礼……
ワンプッシュ良いですか?』
高市が容器を掴む。
『どうぞどうぞ。
もちろん効果は薄れませんから』
拓矢は口角を上げて笑む。
『………良い香り。
甘いのにほんのりなんですね。
私も使ってみたけれど、
この香りって邪魔にならずにちょうど良いわよね』
高市は手首に水滴を落として擦りながら匂う。
『高市さんもパートナーと?』
拓矢が訊ねる。
『あ…やだっ、
自分から言っちゃいましたね(笑)
ヒミツですけど、使ってますよ。
ところで拓矢くんが攻めるほうなの?
雰囲気がそんな感じですけど』
『どっちも、ですね。
俺が攻めたり翔汰が攻めたりと。
役割はその時次第です。
雰囲気つーか』
『………そ、そうだな……
色々ですねっ』
翔汰は拓矢の下準備に驚いた。
出遅れた感じになる。
『拓矢こう見えてボケーっとしてんですよ。
今日も朝起きれなくて、僕が起こして髪をとかして』
『………男同士だと、
イチャイチャしてる間に汗臭くなるんです。
股間もいくら洗っても匂いつきますし。
便利ですよ。
俺、水で薄めてますよ。こんな風に』
ポケットから、
透明の容器を出した。
雑貨屋にある、
小さな容器である。
ブルーのドット模様が施されている。
『あら?
薄めても効果ありなのね?ちょっと失礼……
ワンプッシュ良いですか?』
高市が容器を掴む。
『どうぞどうぞ。
もちろん効果は薄れませんから』
拓矢は口角を上げて笑む。
『………良い香り。
甘いのにほんのりなんですね。
私も使ってみたけれど、
この香りって邪魔にならずにちょうど良いわよね』
高市は手首に水滴を落として擦りながら匂う。
『高市さんもパートナーと?』
拓矢が訊ねる。
『あ…やだっ、
自分から言っちゃいましたね(笑)
ヒミツですけど、使ってますよ。
ところで拓矢くんが攻めるほうなの?
雰囲気がそんな感じですけど』
『どっちも、ですね。
俺が攻めたり翔汰が攻めたりと。
役割はその時次第です。
雰囲気つーか』
『………そ、そうだな……
色々ですねっ』
翔汰は拓矢の下準備に驚いた。
出遅れた感じになる。
『拓矢こう見えてボケーっとしてんですよ。
今日も朝起きれなくて、僕が起こして髪をとかして』